京都の町家風インド料理専門カフェ「ラトナ・カフェ」は雰囲気も最高
4月28日 京都に着いたら、異常ともいえる暑さ。後でニュースを観たら30度オーバーの夏日だったそうで、納得しました。 京都には、個性的でおいしいインド料理店が多い印象がありますが、今回、インド料理好きの集まる食事会の会場となる「ラトナ・カフェ」もそんな名店の一つ。 初来訪ですが、長年密かに「行きたいなあ」と想っていた店でもあり、期待感に満ちた京都到着となりました。それにしても暑いなあ。...
View Article京都「ラトナ・カフェ」で食事会
4月28日 京都の町家風インド料理店「ラトナ・カフェ」にインド料理好きな方々が集まり、食事会が催され、私も伺いました。 お店の雰囲気もバツグンでしたが、料理も同様。 まずは南インドのムルクぽいスナック。ムルクは米の粉にヒングなどのスパイスを混ぜた生地を油で揚げたもの。普通は豆粉のパパドですが、いきなり芸が細かいですね。...
View Article4月29日大阪で南インド・ベジタリアン料理教室開催しました
4月29日午後2時~ 前日の京都「ラトナ・カフェ」での食事会も盛況でしたが、こちらも負けてはおれません。 というわけで、第9回目の関西料理教室(最初は神戸で開催、最近はもっぱら大阪・西九条の「クレオ大阪西」で行っています)。今回もまた盛りだくさんの内容になりました。 【今回のメニュー】 ・泉州水ナス、ソラマメ、泉州タケノコの黒ゴママサラ...
View Article荻窪キムチの「ドングリムチム」と「セリのナムル」
4月某日 個人的には、大久保や上野界隈のどの韓国惣菜よりもおいしいと思う(そして、アミノ酸テイストがなくヘルシー)「荻窪キムチ」でひさしぶりにテイクアウト。 ドングリ餅の和えもの「ドングリムチム」。葛餅にも似た風味と、それとは異なる独特の食感、そして全体の味つけ。すべてが抜群でした。...
View Article「ダール・タルカ」(揚げタマネギ入り挽き割り豆カレー)のレシピ
4月某日 TADKAと書くのでタドゥカと表記する場合もありますが、聞こえている発音をそのまま音にするとタルカなので、私は大昔から「ダール・タルカ」で覚えています。 タルカというのは、バガルとかチョーンクなどとも呼ばれる北インドのテクニック。南インドの「テンパリング」に相当しますが、ダールの場合、揚げタマネギ=フライド・オニオンをギーで作って加えることを指すのが普通です。...
View Article「日本で北京ダックを広めた店」
4月某日 法事の後の会食で、横浜中華街へ。出席者のうち、私だけが平服でした。 後でインターネットを見たら「北京ダックが看板メニューの老舗」とあったり、「日本で北京ダックを広めた店」などとある大きな店へ行きました。法事の後ノンベジというのは、何となく居心地悪かったのですが、まあ、ここは日本ですからね。 前菜盛り合わせ。 エビチリ。 鶏とカシューナッツの炒め。 北京ダック。...
View Articleかんたん「コリアンダーティー」の作り方
誰でもかんたんにできる「スパイスティー」(そう、ハーブティーではなく、スパイスティーです)の一例をお知らせしましょう。 例えば「コリアンダーティー」。茶こしにお好みの紅茶の葉とコリアンダー・シードを入れます。両方の割合はこれまたお好みですが、私は同量ずつ位がおすすめ。 こんな感じ。見たことないでしょうね。 後は熱湯を用意し、上から注いで召し上がるだけ。意外とイケますよ。...
View Articleインドで買ったインスタントの野菜ビリヤニMIXを試してみました
4月某日 昨年11~12月の「インドツアー2011」、最終日に首都デリーのスーパーで買った「ベジタブル・ビリヤニの素」を使って、ビリヤニを作ってみました。 おいしくなるようなアレンジ(代表的なのは、ミントの葉を足すこと)はあえてせず、基本的にパッケージの裏面に書いてある通り作ってみました。 こういう製品です。同じもの、日本で見たことがありませんね。...
View Article「さようなら原発・ストップ再稼働」inサザンスパイス
5月5日 42年ぶりの原発稼働ゼロ。稼働しなくても、大地震でもあれば一発でアウトです。どちらにせよ危ない。 原発なしだと電力不足で弱者が困る? 本当でしょうか。 原発なしで電力不足になるかどうか、試してみればいいと思います。 そんなこんなで、クッキングスタジオ「サザンスパイス」には先日のアースディでいただいてきた「こいのぼり」がディスプレイされています。...
View Articleインド製クノールの「トマト・マッカーニー」スープ
4月某日 野菜ビリヤニに前後して、インド製インスタント製品のチェック。 今度はインド製クノールのスープで「トマト・マッカーニー」の粉末ミックス。お湯4カップの中に入れて少しかき混ぜて煮れば、マッカーニー=クリーム系のスープができあがります。 インド人はスープなど飲むのかと疑問な方、インド人はスープ大好きなのです。スープ専門の屋台もあるくらいです。...
View Article大阪日本橋「シンズ・キッチン」で「ビリヤニ」と「ワダ」
4月29日 連休最初の日曜日、大阪「クレオ大阪西」での料理教室前に腹ごしらえです。 黒門市場に近い日本橋のインドレストラン「シンズ・キッチン」に伺いました。ここのところ、講習前はこの店に寄っています。...
View Article宮城産「デリシャストマト」で作ったラッサム(南インドを代表する菜食スープカレー)
4月某日 昨年、震災直前に頂戴し感激した宮城県産「デリシャストマト」、今年もめでたく送っていただきました。 月並みないい方ですが、とにかく味が濃厚。 しかも、ただ甘くて濃いだけではなく、酸味のバランスがバツグンで、うまみもスゴイ。そして香り。香りが強くていいのも、インドのトマトに似ています。...
View Article「男子食堂」の「家呑みワイングランプリ」で、チリワイン部門ベストスリー
5月某日 雑誌『男子食堂』(KKベストセラーズ)6月号の特集「家呑み極旨ワイングランプリ」で、私が「ワインによく合う120のごちそうカレーレシピ」でお手伝いをしているチリワイン「サンタ・リタ120(シェント・ペインテ)」がチリの白ワイン部門ベストスリーに入るなど、高い評価を受けていること、判明しました。 ★120のごちそうカレー×「120シェント・ペインテ」のページはこちら...
View Articleデリシャストマトと雑穀米の「ラッサムライス」
4月某日 宮城のおいしい「デリシャストマト」で南インドのスープカレー「ラッサム」を作った後、ご飯と合わせて、インドのお粥というか、リゾットのような「ラッサムライス」と呼ばれる軽食に仕立ててみました。 真ん中の葉っぱはカレー・リーフ。ご飯は日本米に雑穀を加えて炊いたものであり、インディカ米ではありません。...
View Article新ジャガイモと新タマネギのロースト
4月某日 ラッサムの合いの手に季節の野菜で南インドの炒め蒸しを作りました。 新ジャガイモと新タマネギ、どちらも香りと食感がいいですね。南インドのスパイス使いにもピッタリです。 《レシピ》新ジャガと新タマネギのロースト(南インド、タミルナドゥの野菜香味炒め) 材料(4人分)...
View Article『東京エスニック料理読本』(冬樹社 1984年 絶版)はマストアイテム
5月某日 現在、ありがたいことに3冊の新刊に関わっており、実はヘトヘト状態です(もう一冊位増えるかもしれません)。他にも、雑誌記事の企画、スタジオのスケジュール出し、さらには最も苦手な会社の決算等、やること目白押しのこの頃。 内心メゲそうになることも多いのですが、そんなときは、自分を奮い立たせるというか、励みになる本のいくつかを眺めたりして、気合を入れ直しています。...
View Article香菜、シャンツァイ、パクチー、コリアンダー
5月某日 荻窪「タウンセブン」地下にある八百屋さんで「香菜」を買ったときについていたプライスのシール。 香菜、シャンツァイ、コリアンダー、パクチー。 すべて同じものですが、呼称はいろいろ。それをきちんと書いてあるところにお店の誠意みたいなものを感じました。 なるほど、このお店は品ぞろえもプロユース並みに豊富で、価格もお手頃。特に沖縄野菜やちょっと珍しい葉物など充実していて、おすすめです。...
View Articleアメリカの中粒米「カルローズ」と冷たいベジタブルカレー
5月某日 USAライス連合会主催による「カルローズ試食セミナー 外食・中食における可能性 ~調理でメニューを活かす、カルローズの魅力」に参加してきました。 世界のお米の種類というと、われわれが普段食べているジャポニカ米の短粒種、インドやタイ、そしてアメリカやヨーロッパなど世界の大多数が食べているインディカ米の長粒種が有名ですが、中粒種というのもあるのです。...
View Articleダールカレー(挽き割り豆のカレー)の基本レシピはムング・ダール(緑豆の挽き割り)で
インド亜大陸の料理にはさまざまなダール(挽き割り豆)が使用されます。 代表的なモノは ムング・ダール→緑豆の挽き割り。皮つきのホール状態、皮つきで2つに割ったものもあります。 マスル・ダール→レンズ豆の挽き割り。皮つきもあります。 ウラド・ダール→黒マッペ(黒い皮のもやし)の挽き割り。やはりホール(ダール・マッカーニーというカレーに最適)、皮つきで2つに割ったものもあります。...
View Articleタイ・フェスで購入した「ドラムスティック」でサンバルを作りました
5月某日 先週末のタイ・フェスティバルには仕事のため、行けませんでした。ほとんど毎年、そうです。 その代わり、たいていウチのカミさんがタイ・フェスをエンジョイ、ついでに何やらおもしろそうなものを買ってきます。 今回の目玉は何といってもコレ。...
View Article