5月某日
現在、ありがたいことに3冊の新刊に関わっており、実はヘトヘト状態です(もう一冊位増えるかもしれません)。他にも、雑誌記事の企画、スタジオのスケジュール出し、さらには最も苦手な会社の決算等、やること目白押しのこの頃。
内心メゲそうになることも多いのですが、そんなときは、自分を奮い立たせるというか、励みになる本のいくつかを眺めたりして、気合を入れ直しています。
そんな一冊がコレ。『東京エスニック料理読本』です。
エスニックな食にまつわる気鋭で豪華な人々のエッセイ(登場する人々がスゴいです)、料理集団キュールの革新的エスニック料理レシピ集(今でも十二分に革新的。スゴいです。カレーのレシピもあります。昔、本を見ながら作りましたね)、東京の代表的なエスニック料理店探訪記とお店リストなど、かなりディープで多彩な内容が、スタイリッシュなタッチでまとめられています。
1984年、バンドを辞め、レコード会社にいた私は、この本を書店で手に取り、直感的に「コレだ、オレが求めていたのは」と思いましたね。それから、さらにギターよりも包丁を持つ機会が増えていったのです。
当時の東京を代表するトンガッたノリのエスニック料理店を数多く網羅した店舗リストを今眺めると、既になくなった店も少なくなく、ちょっとしたノスタルジーに浸れます。
現在、書店にはなく、古書扱い。
よかったら手に取ってください。
今の料理本にはない、何かに触れられますよ。
よかったら手に取ってください。
今の料理本にはない、何かに触れられますよ。
《このブログを書いているときのBGM》
『インド スルターン・カーンのサーランギー』(1994年)
古典からジョージ・ハリソン、「タブラ・ビート・サイエンス」他まで、縦横無尽に活躍した名人の日本録音CD。私が勤務していたキングレコードからの発売です。
http://www.youtube.com/watch?v=dxTXzuAw2DA&feature=related
唄もイイんですよね。
『インド スルターン・カーンのサーランギー』(1994年)
古典からジョージ・ハリソン、「タブラ・ビート・サイエンス」他まで、縦横無尽に活躍した名人の日本録音CD。私が勤務していたキングレコードからの発売です。
http://www.youtube.com/watch?v=dxTXzuAw2DA&feature=related
唄もイイんですよね。