3月19日
いよいよバラナシからコルカタに空路移動という直前のランチは「タンドゥール・ヴィラ」という有名レストランで。ただし、この旅でのわれわれの要チェックアイテムはタンドゥール料理ではなく、あくまでカレー。この店でもまた多数のカレーをオーダーした。
インドでは、アルコール抜きのカクテルである「モクテル」がたいへん発達している。私もたまには、と思い「ヴァージン・モヒート」をオーダー。ミントの香りが高く、ウマいが、やはりどこかもの足りない。
店名にあるようにタンドゥール料理が得意なはずと、カリフラワーのタンドゥールバーベキューである「タンドゥーリ・ゴービー」、パニール(インドのカッテージチーズ)にインド式ピックルの辛いオイルやスパイス類を絡ませて焼く「パニール・アチャーリ・ティッカ」をオーダー。しかし、どちらも不発だった。
インドでの市場調査的に、今回、どのレストランでも「バター・チキン」を必ずオーダーしている。プライベートではあまりバター・チキンを食べない私にも、これは興味深い体験といえた。
この店のは、カレーソースを口に入れると最初甘酸っぱく、ゴクリとのどを通過させた後から、強めの辛味が追いかけてくる、日本にはめったにないタイプ。こういうのはイイ。
「マトン・コルマ」。ナッツのペースト、生クリームなどのマイルドで濃厚なグレービー(カレーソース)。
「ムルグ・ジャングリー」。ピーマンの風味が利いた辛いソースの「ジャングル風チキン・カレー」で、私は大いに気に入ったが、周囲の人たちは首をかしげていた気がする。
ほかにもいろいろ頼んで、総計10品以上のカレーを食したが、決定的に納得のおいしさというカレーには出会わなかった。まあ、そんなものである。本場といえども、すべてのカレーがおいしいわけではない。
《このブログを書いているときのBGM》
IGGY AND THE STOOGES『RAW POWER』(1973)
21日、68才の誕生日だったイギー。おめでとうございます!
https://www.youtube.com/watch?v=TCmDBlUoSew
日本語でカバーしていた曲。
IGGY AND THE STOOGES『RAW POWER』(1973)
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