4月19日
日本人インド料理人による、インド料理ファンに向けての、日本随一といってよいであろう料理イベント、『LOVE INDIA』が千代田区の「3331 ARTS CHIYODA」で、荒天の中、盛大に催された。
初回から「シェフ」として参加している私。これまでは前夜、千葉県でナンバーワンのインドレストラン「シタール」の厨房をお借りし、1人黙々と数百人分のガレーを仕込み、それを「シタール」の皆さんにご協力いただき、会場に搬入、来場者の皆さんにふるまってきた。
今年はそうした流れわ少しばかり変更。料理教室の生徒をメインとした「チーム・サザンスパイス」「チーム渡辺」ともいうべきグループ形式で調理してみた。
今回のメニューは「サツマイモのコロンブ」。南インドの家庭料理で、タマリンドの酸味とサツマイモの甘味がよくマッチして、ご飯にピッタリというカレーである。
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各種のスパイス、タマネギ、タマリンド水などでできた「マサラ(カレーベース)」。大鍋2つにつくったが、タマネギは各3キロ投入。
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各種のスパイス、タマネギ、タマリンド水などでできた「マサラ(カレーベース)」。大鍋2つにつくったが、タマネギは各3キロ投入。
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サツマイモを鍋2つで合計15キロ入れ、さらにタマリンドの水溶き(今回は千葉「シタール」製造販売のインド製タマリンドピューレを使用)や自家製サンバル・パウダーなども加えて煮込めば、できあがり。
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サツマイモを鍋2つで合計15キロ入れ、さらにタマリンドの水溶き(今回は千葉「シタール」製造販売のインド製タマリンドピューレを使用)や自家製サンバル・パウダーなども加えて煮込めば、できあがり。
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会場に搬入して、皆さんに供する頃の状態。体にいいスパイスがたっぷり。
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会場に搬入して、皆さんに供する頃の状態。体にいいスパイスがたっぷり。
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来場者に供する頃には、サツマイモの甘味がカレーソースにジンワリと沁み渡っていた。「砂糖は入っているのか?」ときかれることもしばしば。ジャガリーと呼ばれる南インドの黒砂糖は未使用だった。
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来場者に供する頃には、サツマイモの甘味がカレーソースにジンワリと沁み渡っていた。「砂糖は入っているのか?」ときかれることもしばしば。ジャガリーと呼ばれる南インドの黒砂糖は未使用だった。
参加シェフは事前のくじ引きにより、肉・チキン・シーフード・野菜・豆の中から課題の食材が割り振らわれ、メニューを決める。私はこれまでずっと豆。今回、初めての野菜だったが、正直、どのメニューをつくるべきかかなり悩んだ。そうして決めたのが「南インド風サツマイモのタマリンドカレー」というべき、この「PULI KUZNAMBU」。
会場での反応もよくホッと一安心。つくづく料理をやっていてよかったと思う瞬間だ。この瞬間を味わうために、また次回も頑張ろう。
荒天にも関わらずおいでいただいたすべての皆さん。
千葉新検見川の人気インドレストラン「シタール」の増田社長&マダム、山田シェフ、スタッフ各位。
参加なさった全シェフと同イベントの実行委員はじめ関係各位。
そして「チーム・サザンスパイス」の皆さん。
すべての方々に深く感謝申し上げたい。
千葉新検見川の人気インドレストラン「シタール」の増田社長&マダム、山田シェフ、スタッフ各位。
参加なさった全シェフと同イベントの実行委員はじめ関係各位。
そして「チーム・サザンスパイス」の皆さん。
すべての方々に深く感謝申し上げたい。
《このブログを書いているときのBGM》
JACKIE MITTOO『MACKA FAT』(1971)
スカタライツのメンバーでもあったキーボード奏者のソロアルバム。
https://www.youtube.com/watch?v=UDX2A0gxMjM
クールで熱く、心地よい。
JACKIE MITTOO『MACKA FAT』(1971)
スカタライツのメンバーでもあったキーボード奏者のソロアルバム。
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★本場仕込みのインド料理、簡単でおいしいスパイス料理の教室なら「サザンスパイス」へ!