3月17日
北西インド、パンジャーブ州のグルメ都市、アムリットサルにある最高級ホテル「ハイアット」で、ブッフェスタイルの朝食。
まずは南インド料理のセクションからチョイス。
定番の野菜入り豆カレー「サンバル」がイマイチ。単に野菜を入れたダールカレーに近く、そのわりにトマトの風味が前に出すぎ。
定番の野菜入り豆カレー「サンバル」がイマイチ。単に野菜を入れたダールカレーに近く、そのわりにトマトの風味が前に出すぎ。
米とウラド・ダールの発酵生地でつくる蒸しパン「イドゥリ」、セモリナのパスタでつくるスパイシーな炒め蒸し「セミヤン・ウプマ」は、どうってことのない味。
ココナッツとトマトのチャツネ、これらもまた平凡な出来映え。
全体として、あまり南インド料理に精通していない人がつくった南インド料理という印象。とにかく、一番大事なサンバルがイケていないのが最大の欠点。
で、次に北インド料理にトライ。
パンジャーブならではのヒヨコ豆カレー「チャナ・マサラ」(現地やデリーでは、よく「チョレ」とも呼ばれる)と、全粒粉の薄焼き揚げパン、プーリ。
ヒヨコ豆はかなり軟らかめに煮てあり(日本でお目にかかったことがないくらい)、グレービー(カレーソース)の量もたっぷり。トマトは少なめで、アムチュールパウダー(未熟の乾燥マンゴーを粉末にしたもの)かチャット・マサラで酸味を出している感じ。
プーリは、朝から食べるといきなり胃がもたれそう、とも考えたが、実際にヒヨコ豆カレーと合わせて食べると、止まらない。あっという間に2枚無くなった。もっと食べたい気がしたが、この後のことも考え、自重した。
何だかんだいっても、やはり地元メニューの方がウマいし、ノビノビつくった感じもヒシヒシ。
逆に、街なかのレストランでも、一流ホテルでも、北で食べる南インド料理、南で味わう北インド料理には、それほど期待しない方がイイと思う。たいてい、どこかぎこちなかったり、今朝のサンバルのように、明らかに本場より劣るケースが目につく。
本日はアムリットサルの締めとして、13年の「インド食べ歩きツアー」でも参加の皆さんに好評だった「CRYSTAL RESTAURANT」で、ノンベジのパンジャーブ料理に舌鼓を打つ予定。
《このブログを書いているときのBGM》
DEEP PURPLE『COME TASTE THE BAND』(1975)
ファンキーで粘っこいオリジナル・パープルの最終作品。トミー・ボーリンがイイ。
https://www.youtube.com/watch?v=F0F5_fKBTHU
KEVIN SHIRLEYのリミックスバージョン。オリジナルより好きだ。
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