11月某日
西インド最大の都市、ムンバイの名物の1つが「パオ・バジ」。マッシュポテトとミートソースを足して2で割ったようなポテトのカレーをインド式バンズで食べる屋台の名品だ。
パオ・バジの一例。バジと呼ばれるカレーにバターがのっている。生のタマネギをかけ、レモンを絞るのが「作法」。
「パオ・バジ」は、お好み焼き屋台のような分厚い鉄板の上でつくられる。
そんな現地のパオ・バジ屋台の名物の1つが「ムンバイ・トマト・プラオ」。トマト風味のスパイシーな混ぜご飯タイプのプラオだ。
パオ・バジにトマトはつきもので、それをご飯に応用した、ちょっと不思議なメニュー。さらに「パオ・バジ・マサラ」と呼ばれる、ガラム・マサラにカイエン・ペパーをたっぷり足したような独特のミックススパイスも活用する。
現地の屋台でつくられたものを、特にできたてで食べるとバツグン。クセになる味だ。
そんな「トマト・プラオ」を再現し、「サザンスパイス」のレッスンでもご紹介した。
ニンジン、パプリカ、ナス、インゲンなど野菜もたっぷり。カットトマト(ホールトマト)缶と市販の「パオ・バジ・マサラ」を使用した。どんなカレーにも合うし、このまま食べてもイケる。ビリヤニとは一味異なるおいしさだ。
「パオ・バジ」のレシピは『スパイスの黄金比率で作るはじめての本格カレー』(ナツメ社)などにもある。
★『スパイスの黄金比率で作るはじめての本格カレー』(ナツメ社)の紹介ページ
http://www.natsume.co.jp/book/index.php?action=show&code=005470
★『スパイスの黄金比率で作るはじめての本格カレー』(ナツメ社)の紹介ページ
http://www.natsume.co.jp/book/index.php?action=show&code=005470
が「トマト・プラオ」のレシピは書物に未掲載。ぜひ、クッキングスタジオ「サザンスパイス」で会得していただきたい。
《このブログを書いているときのBGM》
WISHBONE ASH『検(1973)
『ARGUS』の次作で、陰に隠れがちだが、名盤だと思う。
https://www.youtube.com/watch?v=gVztFaAN1_k
テツド・ターナーの弾くラップスティールがカッコいい、A面1曲目。
WISHBONE ASH『検(1973)
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