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Channel: カレー&スパイス伝道師☆ブログ
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「インドツアー2014」 本場のゴア料理は「カシミーリ・チリ」が決め手

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9月13日出発(応募は今月25日までに)

「インド食べ歩きツアー2014」。
 今回は、日本にあまり知られていない「南インドに限りなく近い北インド料理」であるマハーラシュトラ州の料理とともに、世界的にも有名なゴア料理を堪能する。

 ゴア料理といえば「ポーク・ビンダルー」「ゴア・フィッシュ・カレー」「チキン・シャクティ」などが、代表的メニューとして挙げら れる(これらの正統なレシピは、私のスタジオのレッスンで味わえる。逆に、ちゃんとしたゴア料理を出すインドレストランは、日本にほとんどないと思われる)。

 いずれもタマリンドや酢の酸味、ココナッツによる甘味、そしてトウガラシやコショウによる激烈な辛さのハーモニーとコントラストが絶妙でクセになる。

 中でも、私がゴア料理で注目しているのが「カシミーリ・チリ」の存在だ。

 カシミーリ・チリはタカノツメなどと同じく赤唐辛子の一種だが、辛さは控えめで、代わりに赤い色が実に鮮やか、香りもよい。
 
 私は、ここぞというときに限り、このカシミーリ・チリのホールタイプをタカノツメの、そしてパウダーをカイエン・ペパーの代わりに使うが、料理の仕上がりはまったく別ものになる。

イメージ 1
 ゴアの料理名人、MELISSA MARTINSさんのスパイスセッティングの一例。真ん中にあるのがホールのカシミーリ・チリ。

イメージ 2
 カシミーリ・チリでつくったメリッサ先生の「チキン・シャクティ」。赤い色が鮮やかで風味もバツグンだった。

 ちなみにカシミーリ・チリは日本で入手は不可能といわれている。日本で使うには、現地で調達するしかない。

 ゴアに行き、本場のカシミーリ・チリをゲットし、日本でその色と香りを楽しむ。
 ぜいたくな旅の楽しみ、ぜひ実践していただきたい。

《このブログを書いているときのBGM》
JOHNNY WINTER『STILL ALIVE AND WELL』(1973)
 リック・デリンジャーと組んで最強だった頃の傑作。
https://www.youtube.com/watch?v=2LbUkWTLv8I
 ストーンズの名曲も独自のノリで。

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★アジアン料理ユニット『ヤミーズディッシュ』のブログ
http://yummysdish.exblog.jp/

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