7月某日
個人的に家でよく作るのはカレーよりもマサラだ。
カレーはサラサラしていて、チキンなら4人分でタマネギは1個。切り方もスライス、みじん切り、どちらもオーケーだ。
それに対して、チキンマサラではタマネギは1.5個分必要で、基本はみじん切り。できたソースも濃度が濃く、スパイスの風味が強い。
いわばカレーをさらに濃縮して、うまみを強めたものがマサラ。おいしくないわけがなく、インド亜大陸全体で、ごちそう料理の定番という地位を築いている。
この日は、クッキングスタジオ「サザンスパイス」で「プライベートディナー」。いわば貸し切り状態で、私の料理を賞味いただく企画だ。そこで、5月に訪れたムンバイ式の「フィッシュ・マサラ」(メカジキの濃厚スパイス煮込み)をお出しした。
ベースの「マサラ・グレービー」を作ってメイン食材を煮こむのが、マサラ共通の調理法。この日もムンバイ式の風味づけを施した(いわば北と南がぶつかり合うような風味)濃厚カレーソースで、サッと脂ののったメカジキを煮こんで仕上げた。
マサラは濃厚なので、白いご飯よりも、スパイス炊き込みご飯である「プラオ」や、パン類で食べるのがおすすめ。この日もやはりムンバイ名物の「パオバジ」などとともにパンで召し上がっていただいた。
日本でまだまだ認知の低い「マサラ」。もっと作って食べていただきたい。
★マサラ料理のレシピは
『新版 誰も知らないインド料理』(光文社 知恵の森文庫)
http://blogs.yahoo.co.jp/akirawatanabe2191960/65583049.html
『スパイスの黄金比率で作るはじめての本格カレー』(ナツメ社)
http://www.natsume.co.jp/book/index.php?action=show&code=005470
『カレーな薬膳』(晶文社)
http://www.asiabunko.com/in_currynayaku.htm
『カレー大全 カレー伝道師の160話』(講談社)
http://blogs.yahoo.co.jp/akirawatanabe2191960/55163759.html
などに出ている。参考にどうぞ。
『新版 誰も知らないインド料理』(光文社 知恵の森文庫)
http://blogs.yahoo.co.jp/akirawatanabe2191960/65583049.html
『スパイスの黄金比率で作るはじめての本格カレー』(ナツメ社)
http://www.natsume.co.jp/book/index.php?action=show&code=005470
『カレーな薬膳』(晶文社)
http://www.asiabunko.com/in_currynayaku.htm
『カレー大全 カレー伝道師の160話』(講談社)
http://blogs.yahoo.co.jp/akirawatanabe2191960/55163759.html
などに出ている。参考にどうぞ。
《このブログを書いているときのBGM》
SASS JORDAN『RATS』(1994)
スティーヴィ・サラスがバックアップして制作された女性ロッカーのソロ。
http://www.youtube.com/watch?v=myXZSAQ_unY
サラス色濃厚。
SASS JORDAN『RATS』(1994)
スティーヴィ・サラスがバックアップして制作された女性ロッカーのソロ。
http://www.youtube.com/watch?v=myXZSAQ_unY
サラス色濃厚。
★本場仕込みのインド料理、簡単でおいしいスパイス料理の教室なら「サザンスパイス」へ!