8月某日
夏野菜の代表といえばナスとピーマンだが、これらはインドでもよく食べられる。
インドの場合、グリーンのピーマンがたいてい大きくて分厚く、グリーンパプリカという風情。で、日本のように手頃なサイズの代わりに、辛くなくて大きめの青唐辛子が幅を利かせている感じがする。
一方、ナスはインド原産野菜の1つ。さすがにいろいろな種類があって、市場を観ても、実際食べても、飽きない。
ナス、ピーマン、そして赤と黄色のパプリカを、カレーよりも濃度があってスパイスも利いた「マサラ・グレービー」、それも南インドのスタイルで炒め煮込みしてみた。
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北インドのマサラと異なりガラム・マサラ不使用、スターターのスパイスはクミン・シードではなくマスタード・シード、仕上げにココナッツ・ファインが入るなど、南北でマサラ料理にも大きな違いがある。
北インドのマサラと異なりガラム・マサラ不使用、スターターのスパイスはクミン・シードではなくマスタード・シード、仕上げにココナッツ・ファインが入るなど、南北でマサラ料理にも大きな違いがある。
★「マサラ・グレービー」のレシピとマサラ料理の基本は、『新版 誰も知らないインド料理』(光文社 知恵の森文庫)にくわしい。
http://blogs.yahoo.co.jp/akirawatanabe2191960/65622245.html
★南インドのマサラについては、『カレーな薬膳』(晶文社)がおすすめ。
http://www.shobunsha.co.jp/?p=1741
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★南インドのマサラについては、『カレーな薬膳』(晶文社)がおすすめ。
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日本のインドレストランではマイナー、しかし本場では大メジャーな「マサラ」。
ぜひお楽しみいただきたい。
ぜひお楽しみいただきたい。
《このブログを書いているときのBGM》
ROBIN TROWER『BRIDGE OF SIGHS』(1974)
昔は単なるジミヘンフォロワーかと思っていたが、ジャケットはどこかイスラーム的だし、独自の世界がある。
ROBIN TROWER『BRIDGE OF SIGHS』(1974)
昔は単なるジミヘンフォロワーかと思っていたが、ジャケットはどこかイスラーム的だし、独自の世界がある。
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