7月某日
新刊『スパイスの黄金比率で作るはじめての本格カレー』(ナツメ社)では、代表的なインドカレー(さらには、日本式「ビーフカレー」「ポークカレー」などのレシピも載っているのだ)のレシピを「スパイスの黄金比率」を基軸に、ビギナーでも完全においしく仕上げられるよう、ていねいに紹介している。
「チキンカレー」「バターチキンカレー」「キーマカレー」「シーフードカレー」「野菜カレー」「豆カレー」のカテゴリーに分け、それぞれのベーシックな「スパイスの黄金比率」を提示した基本レシピ、それから各カテゴリーのバリエーションを、冒頭の章「スパイスの黄金比率で作るおなじみカレー」で展開している。
中でもチキンカレーとは別に「バターチキンカレー」をカテゴリー化したこと、また同様に「豆カレー」を、あくまで野菜カレーとは別に展開したのが、個人的な力の入り具合として、お察しいただきたい。
今回の「バターチキンカレー」のベーシックレシピは、巷のように甘ったるくて胃にもたれるタイプではない(要望があれば作らないでもないが、はっきりいって好きでない)。トマトの酸味やスパイスの香りをフィーチュアして生クリームやバターは少なめに設定した。
ビギナー向けということで「カスリ・メティ(フェヌグリークの乾燥若葉のハーブ)」やホール・スパイスはあえて一切省いたが、それでもバッチリ、そこらのインドレストランよりおいしいものができあがる。
これはクッキングスタジオ「サザンスパイス」の「バター・チキン」。カスリ・メティ入りだ。
今回、「バターチキンカレー」の応用レシピとして、
.織泪優などを足したマイルドなグレービーで煮込む「エビのバタークリームカレー」(「プローン・マッカーニー」)
▲僖法璽(インドのカッテージチーズ)の作り方も写真入りで紹介、カシューナッツのペーストも加えた「パニール入りバタークリームカレー」(「パニール・マッカーニー」または「パニール・バター・マサラ」)。これが一番世の中の「バターチキン」のカレーソースに近いが、こちらの方が美味
も紹介。いずれもおすすめである。
.織泪優などを足したマイルドなグレービーで煮込む「エビのバタークリームカレー」(「プローン・マッカーニー」)
▲僖法璽(インドのカッテージチーズ)の作り方も写真入りで紹介、カシューナッツのペーストも加えた「パニール入りバタークリームカレー」(「パニール・マッカーニー」または「パニール・バター・マサラ」)。これが一番世の中の「バターチキン」のカレーソースに近いが、こちらの方が美味
も紹介。いずれもおすすめである。
パニール・マッカーニー。「サザンスパイス」バージョン。
エスニックなカレーファンなら覚えていただきたいメニューのオンパレードである。
この週末、ぜひ本屋さんに足を運んでいただきたい。
この週末、ぜひ本屋さんに足を運んでいただきたい。
《このブログを書いているときのBGM》
QUEENのデビュー盤(1974)
wikipediaによると、昨日はクイーンのギタリスト、ブライアン・メイの誕生日(1947年生れ)。ファーストアルバムからナイスなギターを弾いていた。
http://www.youtube.com/watch?v=duyVZcFiVSw
QUEENのデビュー盤(1974)
wikipediaによると、昨日はクイーンのギタリスト、ブライアン・メイの誕生日(1947年生れ)。ファーストアルバムからナイスなギターを弾いていた。
http://www.youtube.com/watch?v=duyVZcFiVSw
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