5月16日
ムンバイで最も格式あるホテル「ザ・タージ・マハル・パレス・ムンバイ」、通称「ボンベイ・タージ」でディナーを。
これはインド料理を携わる者にとっての使命の一つであるとともに、目標の1つでもあるのだ。
何しろ、ここの高級インド料理レストラン「マサラ・クラフトMASALA KRAFT」にはドレスコードがある。私のようなバックパッカー上がりの人間には、まずはこれが高いハードルの1つである。
今回はちゃんとそうした対応ができるよう、ネクタイにジャケット、さらにこのときのための革靴も持ってきた。準備万端、ディナーに臨んだわけだ。
いきなり、ウェルカムドリンク。「アルパナ」という名前だが、マンゴージュースのようだ。胃の中をスッキリさせ、食欲を高めてくれる。こういうドリンクを食膳に出す店はインドにはある。逆に日本にはない感じだ。
まずはスープが3種類。ガーリックの利いたカリフラワーのスープ。カリフラワーの風味がよく生きていて美味だった。
トマトとココナッツのスープ。ちょっとラッサムぽくてこれまた美味。
チキンスープだが、すりつぶしたアーモンド入り。典型的なイスラーム的な食材の組み合わせだが、サッパリとしてウマかった。ボケていて申し訳ない。
スープ3種類だけで、このレストランの方向性が何となく見えるような気がした。
「伝統に基づき、地に足のついた革新性」とでもいえば、いいのだろうか。
「伝統に基づき、地に足のついた革新性」とでもいえば、いいのだろうか。
今回はカレーやサブジ系でどんどん攻める。
カリフラワーのショウガとメティ・リーフ炒め。オーソドクスな北インドの炒めものだが、こういうふつうのアイテムがおいしいのはホッとする。
こちらはオクラとタマネギのスパイス炒め。これまた家庭的だが、洗練された味わい。
インドでとりわけおいしい野菜の1つがナス。ナスのカレーだが、やはり濃厚な味わい。そして、このプレゼンテーション。ふつうのレストランではない。
かなり先鋭的だがしっかり伝統をふまえているので、わけのわからない創作には行かない。私にはうれしい方向性といえる。ディナーとレポートはさらに続く。
《このブログを書いているときのBGM》
THE ROLLING STONES『AFTERMATH』(1966)
今日は私のヒーロー、BRIAN JONESの命日。このアルバムはイギリスとアメリカそれぞれで発売された盤で収録曲がかなり違う。私はイギリス盤が好きだが、アメリカ盤に入っているPAINT IT BLACKは聞けない。いずれにせよ、ブライアンの多芸多才ぶりが発揮された傑作だ。
http://www.youtube.com/watch?v=JcgZIz0Fd-w
スタジオ盤のクチパクだが、ステージングや顔つきがカッコいい。ブライアンはレコーディングでもマリンバ担当。そのセンスが凄い。
http://www.youtube.com/watch?v=u6d8eKvegLI
全体から醸し出されるムードが、やはりスゴイ。
THE ROLLING STONES『AFTERMATH』(1966)
今日は私のヒーロー、BRIAN JONESの命日。このアルバムはイギリスとアメリカそれぞれで発売された盤で収録曲がかなり違う。私はイギリス盤が好きだが、アメリカ盤に入っているPAINT IT BLACKは聞けない。いずれにせよ、ブライアンの多芸多才ぶりが発揮された傑作だ。
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スタジオ盤のクチパクだが、ステージングや顔つきがカッコいい。ブライアンはレコーディングでもマリンバ担当。そのセンスが凄い。
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全体から醸し出されるムードが、やはりスゴイ。
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