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Channel: カレー&スパイス伝道師☆ブログ
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ゴマンタック・ボーディング・ハウスのゴア系マハーラシュトラ料理 その1

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5月15日

 ムンバイにて。
 クロフォード・マーケットを散策などしてランチ。前の2日間でランチをダブルで食べるという荒技を決行したが、同行者たちから悲鳴が聞こえ始めたのでストップ。ノーマルな態勢へ戻した。

 この日は地元ならではのローカルフードの美味を味わおうということで「ゴマンタック・ボーディング・ハウスGOMANTAK BOARDING HOUSE」へ。宿屋みたいな屋号だが、レストランである。

 ゴマンタックというのは「ゴア」の古名の1つ。ムンバイには「ゴマンタック」の名のつくレストランは多く、純粋なゴア料理というより「コンカニ料理」とか「マルワニ料理」と呼ばれるカルナータカからマハーラシュトラに広がる海岸一帯のシーフード料理の強い店が多い。

 ここもそうしたレストランの1つで、マハーラシュトラ風ゴア料理というか、ゴア系マハーラシュトラ料理の名店として名高い。

イメージ 1
 こんな看板。ここだけ何となくモダーンで、全体としてはあくまでローカル。

イメージ 2
 いきなり、マハーラシュトラの名物のひとつ「ソル・カディ」が出てきた。ピンク色をしているが、コカム(ガルシニア。南インド西部のケララなどで「フィッシュ・タマリンド」などと呼ばれる酸味の素)やココナッツ・ミルクのスープカレーである。

イメージ 3
 しばらくして横から観たところ。少し分離する。

 温かいソル・カディをすするうち、カレーの数々とチャパティ、ライスが運ばれてきた。こちらも臨戦モードである。

イメージ 4
 小手調べにバターチキン。酸味が強く、カスリ・メティ(フェヌグリークの若葉を乾燥させたハーブ。通常は入れるのが常識)なしだが、全然問題なし。あっさりしてウマい。

イメージ 5
 続いて「チキン・カダイ」。これももともとはパンジャーブ料理だが、マハーラシュトラ流にチェンジ。トマトが効いてピーマンも入ったグレービー(カレーソース)、酸味とコクともバッチリだった。

 この2アイテムだけでも、店の実力はわかった。これは期待できそうだ。レポートも続く。

《このブログを書いているときのBGM》
『INDIAN CAFE 2 ASIAN LOUNGE』(2009)
 いかにもなコンピ。
http://www.youtube.com/watch?v=C7Az3vpzr3E
 ピタリの音源がYouTubeで見つからず。まあ、こんな感じということで(中近東ノリが多いが)。

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