5月14日
まだまだ続く豪華で創造的なインド料理の数々。
コーンとマッシュルームのカレー。クミン・シードと生クリームの入った北インド仕様だが、なぜか辛かった。インドではコーンやグリーンピースが生でおいしい。
カリフラワーのゴマ炒め。いわゆる「アールー・ゴービー」のゴービーだけの炒め蒸しに白ゴマをミックスしたもの。シンプルだが滋味深くて、かえって印象的だった。
★おいしい「アールー・ゴービー」のレシピは拙著『新版 誰も知らないインド料理』(光文社 知恵の森文庫)にくわしい。
チキン・マサラ。スムーズなマサラ・グレービーだった。
マトンカレー。これもまたゴージャス。
この店の得意なクリエイティヴメニューから「コラプリ・ジンガ」。
スパイスでマリネしたエビを炭火でローストし、「コラプリ・グレービー」と呼ばれるマハーラシュトラ州南部の激辛カレーソース(実際には辛くなくて、やや拍子抜け)、そして北インドでポハ、南インドでアワルと呼ばれる圧し米の炒め蒸しを合わせた一品。
メニューをよく見ると「チキンにこぶみかんの香りをつけてからタンドゥールでロースト」みたいなものが目立っていた。最近、ほかのホテルやレストランでも、そうしたアプローチは見かけた。インドとタイ料理のマリアージュは、高級インド料理のトレンドなのかもしれない。
ベーシックな技法を活用しつつ、お洒落なタッチでいつものインド料理を再構築。たまにはこういうのもいい。勉強になった。
《このブログを書いているときのBGM》
BLIND WILLIE JOHNSONのベスト2枚組CD
1920年代後期に活動した盲目のカントリーゴスペルシンガー&ギタリストの全曲集。個人的にはロバート・ジョンソン以上に愛着がある。ツェッペリン、ライ・クーダーらも彼の曲を取り上げるなど、欧米ミュージシャンへの影響も強力。
http://www.youtube.com/watch?v=pWb4XcVwIeI
ダミ声とスライドに一発でノックアウト。
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