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ムンバイ最上級のホテル「オベロイ」で創造的なインド料理ディナー その1

5月14日

 ベジタリアンとノンベジ、2度のランチで一杯になったお腹を調整して夕食へ。今回のハイライトの1つでもある「ムンバイで最も高く、ドレスコードの必要なレストランでクリエイティヴなインド料理を堪能」する夕べである。

 オベロイホテルTHE OBEROIの「ジヤZIYA」というレストランに午後8時頃、到着。
 ネクタイにジャケットでいただく創造性あふれるインド料理や如何に?

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 ウェルカムドリンクは「チャース」。バターミルクのスパイス風味でチャット・マサラ、ミント、香菜、クミン・シードなどで風味づけ。インド西部の発祥だけに、今回よく遭遇する印象で、どこでも美味。これはさすがに上品だった。

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 スターターとしてパパド(豆の粉で作る揚げ焼き薄せんべい。奥に見える)につけるチャツネ3種。右からガーリック、ミント、そしてビーツ。ビーツのチャツネは3月のケララでも食べたし、個人的には珍しくないが、一般には驚くだろう。

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 これもスターター。左はクリスピーでプリプリなタンドゥール焼きのエビ。右はグリーンのチャツネでマリネした白身魚をバナナの葉で包み、蒸し焼きした「パトリ・ニ・マチ」。ムンバイなどマハーラシュトラ州に多いパールシィー教徒の得意料理だ。真ん中にムース状のココナッツ・チャツネとビーツのチャツネ。スタイリッシュなプレゼンテーションが印象的。

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 パトリ・ニ・マチの中味。香菜と青唐辛子をメインにしたチャツネでグリーン色。

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  これもスターター。ラムのシーク・カバーブをキーマ・ナーンの上にセッティング。ミントのチャツネの置き方もお洒落だ。

 あくまで伝統的な手法をきっちり押さえた上で、クリエイティヴに発展させた、安定感のあるスターターの数々。「ちゃんとした」ベースのあるインド料理は食べていても安心、次が楽しみだ。

 レポートはまだ続く。

《このブログを書いているときのBGM》
EDGAR WINTER『JASMINE NIGHTDREAMS』(1975)
 最近よく聴いている名盤。ジャジー&ソウルフルでシビレる。ジャケットだけがペケ。
http://www.youtube.com/watch?v=3T1Gvvp4fmM

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