11月某日
用事があって日曜日の銀座へ。
沖縄物産のセレクトショップ「わしたショップ」に寄ってみたら、すごい繁盛ぶり。そんなにも沖縄ファンが東京にたくさんいるのはうれしいことだ。
CDや本のコーナーを見た後、やはり食品のセクションへ。
「沖縄すば」のゆでめんのセールをやっていたので、たくさん買い込みたかったが、その後の用事を考え断念。ほかにもいろいろあるが、まあ銀座価格というか東京の値段ではあるなあ。
沖縄にはご当地レトルトカレーも多い。私の関わった「やんばるスパイス」のレトルトカレーは置いていたなかったが、知りあいのメーカーがやっていて全国の激辛カレーマニアに大好評の「島ハバネロカレー」は大きくフィーチュアされていた。
せっかくなので、1つ食べたことのないレトルトカレーを買おうと思い目についたのが「ピンザカレー」というもの。値段は1470円。
そういえば、今年のダンチュウdancyuカレー特集にも紹介されていた記憶がある。
宮古島のエスニックカフェが作っている「ヤギカレー」のレトルトだそうだ。
インドのマトンカレーの過半数はヤギだから(全部ではない)、インド料理の専門家としては別段驚かないが、最も興味のあったのは1470円という価格。これに見合ったカレーなのか。さっそく1つ購入してみた。
家で温めたところ。
原材料を見ると、化学調味料などは無添加で、たいへん真面目に作っているのがよくわかる。トマト、ヨーグルト、ココナッツ・ミルク、スパイス類で味つけしてあり、スパイス類はレトルトとしてはかなり大胆な粗挽き。個人的に好感が持てる仕上がりだった。
食べると、ほぼ完全に南インド風マトンカレー。
ヤギはもともとマトンなので当然違和感はまったくなく、クセもなく軟らか。カレーソースとの絡みもよかった。
ヤギはもともとマトンなので当然違和感はまったくなく、クセもなく軟らか。カレーソースとの絡みもよかった。
私が開発に関わっているレトルトマトンカレーに比べると風味はやや弱いものの(理由の一つとしてはミントを使っていないからだろう。インドのマトンカレーにミントは必須である)、十二分においしい。
1470円という価格に対してはいろいろな意見が出そうだが、ともあれ、レベルの高いインドカレーのレトルトであることに間違いはないと思った。
チャンスがあれば、カレーファンの皆さんは一度召し上がることをおすすめする。
《このブログを書いているときのBGM》
THE DEREK TRUCKS BAND『JOYFUL NOISE』(2002)
私は大好きだが、彼のファンには必ずしも好評価ではないらしい。その理由の一つが「インド系チューン」が入っているからといのだから(音楽雑誌にそう書いてあった)、笑う。そこがイイのに。
http://www.youtube.com/watch?v=MVKOWmnRdFg
最高だ。この曲が入っているからこそ、アルバム全体が引き締まっていると思う。
http://www.youtube.com/watch?v=_kQwH8UfdeU
こちらが原曲。これまたスゴイ。脂の浮いたマトンカレーをフカフカのローティで食べたくなる。
THE DEREK TRUCKS BAND『JOYFUL NOISE』(2002)
私は大好きだが、彼のファンには必ずしも好評価ではないらしい。その理由の一つが「インド系チューン」が入っているからといのだから(音楽雑誌にそう書いてあった)、笑う。そこがイイのに。
http://www.youtube.com/watch?v=MVKOWmnRdFg
最高だ。この曲が入っているからこそ、アルバム全体が引き締まっていると思う。
http://www.youtube.com/watch?v=_kQwH8UfdeU
こちらが原曲。これまたスゴイ。脂の浮いたマトンカレーをフカフカのローティで食べたくなる。
★本場仕込みのインド料理、簡単でおいしいスパイス料理の教室なら「サザンスパイス」へ!