10月27日
早朝からチェンナイの空港に向かい、デリーへ。本日夜にはいよいよ帰国だが、首都デリーでも、その前においしいものを目一杯チェックする。
インドの国内線は、日本のようにケチくさくない。たいてい短い搭乗時間のフライトでも、何かしら、食べるものを出してくれることが多い(昔は日本もそういう時代があったが…)。
特に朝食や「リフレッシュメント」と呼ばれる軽食の際、インド料理ファンは「ベジタリアン」をチョイスした方が、秀逸なものに出会える可能性が高い。逆にノンベジだと、感動のないオムレツやハム(チキンだ)サンドのときが少なくない。
この日はエア・インディア。午前8時頃に撮影。
左奥に、パパイヤ、グレープ、ライムにミントのフレッシュなフルーツ。
前面真ん中で存在感いっぱいなのは「サンバル・ワダ」。
ウラド・ダールをすりつぶしてドーナツ形にして揚げた軽食「ワダ」を、南インドを代表する野菜入り豆カレー「サンバル」に浸した、南インドの典型的朝食(納豆ご飯に味噌汁みたいなものか)。黒い粒粒はマスタード・シード。ワダにジンワリ染み込んだサンバルの滋味が、名残惜しい味わい。
左の白っぽいのは「ポンガル」。
これまた南インドを代表する朝食アイテムで、お米とムング・ダールの硬いお粥風マッシュだ。ブラック・ペパー、カシューナッツ、クミン・シードなどで味つけしてある。サンバル・ワダのサンバルと混ぜながら食べる。
右にある白いのは「ココナッツ・チャツネ」。
ココナッツの生果肉に青唐辛子や塩、香菜、レモン汁、タマリンドなどをミックスをミックスしてすりつぶした「たれ」で、ワダやポンガルに混ぜると絶妙。
写真にはないが、ロールパンとバターもついており、私の隣のインド人のアンチャンはそれにも元気にパクついていた(私はやんわり辞退)。
バリバリの南インド式ベジタリアン朝食の機内食を楽しんだ。作っているのは、インド最高峰のタージTAJホテルグループなので、まずいわけがない。
ちなみにこれらを手で食べるインド人は当然皆無、皆さんスプーンとフォークを使ってたいらげていた。
《このブログを書いているときのBGM》
『AND THIS IS MXWELL STREET VOL1&2』(1999)
64年頃のシカゴブルース路上ライヴ集。私にとって宝物のような音源の1つ。
http://www.youtube.com/watch?v=p1QaMFTlr7s
昨日が誕生日だった、ロバート・ナイトホークの演奏。太いノドと、これまたブットいスライドに飛ばされる。インド古典音楽に通ずる伝統と創造性もヒシヒシ感じる。
『AND THIS IS MXWELL STREET VOL1&2』(1999)
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