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中野「カルタゴ」でトルコ・中近東・北アフリカ料理

8月某日

 早大ロッククライミングという音楽サークル時代の仲間たち(後輩がメイン)と会食。音楽にウルサイ連中は料理にもウルサく、いつも、おいしいところで集うようになっている。

 今回訪れたのは中野にある「カルタゴ」。チュニジア大使館員なども常連という、本場度合がきわめて高い、中近東・トルコ・北アフリカ料理の老舗レストランだ(店のHPには「アラブ・トルコ地中海料理」とある)。

 私は初めて伺ってから20年ぐらい経つが、日本人でありながら特殊な外国料理をディープを極めた先達の1人として、この店のオーナーシェフ畑中博さんを尊敬している。で、食べるたびに勉強になり、ジャンルは異なるが「スゴイな」といつも感じ入ってしまうわけだ。

 もともと美術家としてヨーロッパに行き、現地でチュニジアの味に触れ、料理の道へというのも、ちょっと私と似ていて、勝手にうれしく思ったりしている。

 この日はアラカルトではなく、おまかせのコースでオーダー。このスタイルはおすすめだ。

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イメージ 1

 冷製オードブルの盛り合わせ。ヒヨコ豆のディップ、ナスのディップ、クリーム・ヨーグルトのディップ、ツナ、羊のチーズなど、アラブやトルコの味が6~7種類。焼きたてのアラブパンといっしょに。これだけで満足するが、まだ先は長い。

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イメージ 2

 ナスと挽肉のトマト煮込み「ムサカ」。

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イメージ 3

 ジカラボレイ。トルコの葉巻型春巻き。挽肉とチーズ入り。

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イメージ 4

 ヒヨコ豆のファラフェル。南インドの「マサラワダ」や北インドの「アールー・ティッキ」を思い出した。

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イメージ 5

 ケバーブとクスクスの盛り合わせ。ラムのシシケバーブ、挽肉のキョフテ、スパイシーなソーセージのメルゲーズ(ゴア・ソーセージに似ている)など、そしてクスクスとシチュー。別のボールにトマト風味のクスクスシチューもたっぷり。

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イメージ 6

 スイーツはトルコのバクラヴァ。

 写真を撮っていないが、メニューにはないアラブの「カルダモンとサフラン入りコーヒー」というのもいただいた。これが初めての味と香りで、たいへん印象に残っている。

 今回も、楽しく、おいしい宴。勉強にもなった。ごちそうさまでした。

《このブログを書いているときのBGM》
LOVE『FOREVER CHANGES』(1968)
 不思議な黒人、アーサー・リーを中心とした西海岸バンドの超名盤。ツェッペリンから80年代ネオアコまで崇拝者多数というのも頷ける。
http://www.youtube.com/watch?v=edmyzzbnlfc&feature=fvwrel
 70年のライヴ。かなりユニークだ。
http://www.youtube.com/watch?v=ZU7-ZtqPatc&feature=related
 2003年。これもスゴイ。

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