Quantcast
Channel: カレー&スパイス伝道師☆ブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2080

チャナ・スンダル(南インドのヒヨコ豆スパイス炒め 温サラダ風)のレシピ

$
0
0
8月某日

 シンガポール航空のインド線機内食などでもよく出されるのが、南インドの豆を使ったスパイス炒め「スンダル」だ。

 北インドだと「スンダル」というと「美人」みたいな意味になるのがおもしろい。

イメージ 1
 黒い粒はマスタード・シード。ココナッツ・ファインをふりかけて仕上げる。

【レシピ】ヒヨコ豆のスンダル(南インド風スパイシーな炒めもの 温サラダ仕立て)
材料(4人分) ヒヨコ豆 乾燥時で1カップ 自然塩 小さじ1/2強、レモン汁 大さじ1、ショウガのみじん切り 大さじ1、青唐辛子2本のみじん切り(なければピーマン1/2ヶのみじん切りで代用)、刻んだ香菜 ひとつまみ(なければ省略)、ココナッツ・ファイン 大さじ1、サラダ油 少々
《テンパリング用スパイス》 マスタード・シード 小さじ1、ウラド・ダール 小さじ1、ヒング 小さじ1/8、タカノツメ2本、カレー・リーフ10枚(なければ省略)
【下ごしらえと調理】 
.劵茱各Δ楼貳嫂紊某擦掘軟らかく水煮する。ゆだったら分量外の塩少々を加え、軽く塩味をつけておこう。使用する直前まで煮汁に浸けておき、使う直前に水切りするとおいしい。尚、豆類を早く煮るには圧力鍋が便利。ただし機種により調理時間が違うので注意。ちなみに私の鍋なら、蒸気が出てから弱火で10分、その後火を止め、圧力が下がったらフタを開ける。
▲侫薀ぅ僖鵑中華鍋を用意し、サラダ油を入れたら中火にして、マスタード・シードを入れる。
F蕕鬚罎蕕靴弔腸断し、マスタード・シードがパチパチとはじけだしたら、弱火にして他のホール・スパイスも入れる。
ぅ澄璽襪凌Г少し茶色に変わったら、水切りしたヒヨコ豆を入れて炒める。
ィ押■格炒めて、ヒヨコ豆に油がよくなじんだら、青唐辛子またはピーマン、ショウガのみじん切りも加え、自然塩で味つけする。
α澗里鮑ぜながらサッと炒め、ショウガや青唐辛子のいい香りがしたら、ココナッツ・ファインを加えてサックリ混ぜ火を止める。
Д譽皀鷭舛魏辰┐凸をチェックすればできあがり。仕上げに香菜をふりかけよう。

 現地だと、刻んだ未熟の青マンゴー(酸っぱい)などを混ぜ込んだりするが、日本なら、できあがったものをいったん冷蔵庫で冷やし、そこにキュウリやトマトのみじん切りなど少しミックスするといいだろう。

 シンガポール航空の機内食では、レタスを敷いて、その上に冷やしたスンダルを載せてきた。なかなかいいアイディアだなと思った。

イメージ 2
 シンガポール航空、シンガポールからチェンナイに向かう路線の機内食。真ん中にあるのがスンダル。

 カレーに添えるおかずになるのはもちろん、ビール、ワイン、モヒート、焼酎など、お酒にもピッタリだ。
 ぜひお試しいただきたい。

《このブログを書いているときのBGM》
RY COODER『PARADICE AND LUNCH』(1974)
 夏っぽいジャケットとともに、夏向きなサウンドが全開の超名盤。レイドバックしているが、ギターはスゴイ。
http://www.youtube.com/watch?v=txxiFyBU2hg
 このアルバムと同時期のスタジオライヴ。やっぱりスゴイ。

★本場仕込みのインド料理、簡単でおいしいスパイス料理の教室なら「サザンスパイス」へ!




 

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2080

Trending Articles