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Channel: カレー&スパイス伝道師☆ブログ
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アメリカの中粒米「カルローズ」はカレー、そしてインド料理に合う

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7月某日

 クッキングスタジオ「サザンスパイス」で料理撮影の仕事。
 アメリカの中粒米「カルローズ」をモチーフにした「サマーカレー」のフォトセッションだ。

 中粒米とは、耳慣れない名前だろう。私も自分の共著新刊『夏カレー冬カレー』で初めて、その語を使用した次第。

 日本米は短粒米のジャポニカ種、それに対して、インドやタイなど世界のほとんどの米は長粒米のインディカ種。世界の米はこれら2種類のどちらかに分類される。

 中粒米も正確にはジャポニカ種なのだが、日本米よりもパラパラと軽い炊き上がりで口どけがよく、さめても、また冷やしてもおいしい。そんな訳で中粒米として紹介されるのだ。

 そんな特性を持つので、カルローズはカレーやインド料理との相性はバツグンだし、炊き込みや混ぜご飯などでスパイスやオイルと合わせても、やはり抜群な特性を発揮してくれる。

 この日はカルローズを使って「ターメリック・ライス」「トマト・ライス」「ヨーグルト・ライス」などを調理(後者2点は、もともと南インドの家庭料理。それを食べやすく、作りやすくアレンジ)、バター・チキンやチャナ・マサラ(ヒヨコ豆のカレー)などとともに撮影していただいた。

 ただ今、カルローズを使った「カレーレシピコンテスト」も実施中。
 料理好きの皆さん、ぜひ応募していただきたい(私も審査員だ)。

★カルローズが買える店のリスト
http://www.usarice-jp.com/about/super.html
★カルローズが食べられる店のリスト
http://www.usarice-jp.com/about/restaurant.html

イメージ 1
 撮影の合間のスナップから。カルローズの「クミン・シード入りターメリック・ライス」と「バター・チキン」。
 もちろんプロによる、もっと素晴らしい写真は別に撮った。
 どちらのメニューも軽やかな味わいで食べやすい。

イメージ 2
 こちらは「チャナ・マサラ」と「トマト・ライス」。
 やはり、軽くて食べやすい印象。
 カフェのメニュー展開等にもおすすめ。

《このブログを書いているときのBGM》
KING CRIMSONのデビュー盤(1969)
 私にとって「プログレ」(もはや死語?)はクリムゾンとピンク・フロイドに集約される(もちろん異論あるのは、わかる)。今でも、まったく古さを感じさせない恐るべき音。
http://www.youtube.com/watch?v=zhuG2hCJtsk&feature=related
 このカバーもスゴイです。
http://www.youtube.com/watch?v=0gx_F-HzZtk

★本場仕込みのインド料理、簡単でおいしいスパイス料理の教室なら「サザンスパイス」へ!




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