6月某日
直訳すると「エビフライ」になってしまいそうですが、違います。STIR FRYで炒めものです。
南インドに行くと「チキン・フライ」「マトン・フライ」、さらにはケララなどではクリスチャン起源で「ビーフ・フライ」や「ポーク・フライ」があり、いずれも基本的に一口大にカットした肉のスパイス炒めを指します。「フィッシュ・フライ」だけは、例外的にスパイシーな衣をつけた魚のフライがほとんどですね。
北インドの「マサラ」と呼ばれる料理と似ていますが、スパイス使いや味つけの仕方が少し違います。
味つけの差異を簡単にいえば、北の「マサラ」の方がトマトっぽい感じがします。タマネギの量、切り方や炒め具合も違いますね。
スパイス使いでは、スターターにフェンネルをよく使いますね、南インドのフライでは。
スパイス使いでは、スターターにフェンネルをよく使いますね、南インドのフライでは。
この日は大ぶりなエビで「プローン・フライ」。
スターターはあえてクミン・シード。他にはタマネギ、ジンジャー・ガーリック・ペースト(ショウガとニンニク同量のすりおろし)、シシトウ、カレー・リーフ、香菜、ピーマン、赤ピーマン、塩。トマトはなし。ピーマンと赤ピーはオプションです。
スパイスは他にターメリック、赤唐辛子粉、クミン・パウダーだけ。もちろんコリアンダーのパウダーを入れてもいいですよ。
南インドぽいニュアンスが出て美味。スターターをフェンネル・シードにすれば、さらに本場的だったでしょうが、これでも十分な感じでした。
《このブログを書いているときのBGM》
THE BEATLES『A HARD DAY'S NIGHT』(1964)
いい曲満載。つくづくスゴイ人たちだと再認識しますね。
http://www.youtube.com/watch?v=jnrU64IEr9Y&feature=related
特に好きな曲の1つ。
THE BEATLES『A HARD DAY'S NIGHT』(1964)
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