3月某日
打合せを兼ね、私のスタジオがある東京西荻窪で随一の人気インド料理店「シタル」でランチ。
ランチセットが好評ですが、カレー関係者の会合なので、アラカルトでオーダー。そういうリクエストにも笑顔で対応していただけるサービスがこの店の人気の1つです。
ジャガイモとナスの汁気少なめのカレー「アールー・ベイガン」。いかにも北インドの家庭料理的、インド好きにはどこか懐かしい味わいでした。
チキン・バルタ・カレー。バルタというのはキーマよりもやや粗めの挽肉。手切りの細かいチキンのスパイス煮込みですね。キーマよりも肉の持ち味が前面に出て、食べ応えあり。こういうメニューは日本で珍しいかも。
アールー・ベイガンに似ていますが「チキンとナスのカレー」。チキン・マサラに揚げナスを合わせてあります。日本の「伝統的」なインドレストランでは、あまり見かけない組み合わせかと思われます。
オーナーは香港などインド以外の各地、あるいは東京以外の日本のいくつかの場所でも修業を積んでいる方なので、カレー素材の組み合わせなどの点で、伝統的なインド料理に独特のセンスをプラスしています。そこも受ける要素かもしれません。
ちなみに上にのっているのはショウガの千切りと「パセリの千切り」。香菜がダメという方もいるからという店側の配慮ですが、この日の我々には無用でしたね(パセリの香りはインド料理に合わないと個人的には思いますし)。
ちなみに上にのっているのはショウガの千切りと「パセリの千切り」。香菜がダメという方もいるからという店側の配慮ですが、この日の我々には無用でしたね(パセリの香りはインド料理に合わないと個人的には思いますし)。
ポークとジャガイモのカレー。これもまた日本人好みの食材の組み合わせですね。
この店、オーナーやスタッフがネパール系インド人。なので豚肉の使い方は巧みで、臭みやくせもなく、うま味をじょうずに引き出しています。
カレーソースはトマトベースでカスリ・メティ(メティ・シードの若葉の乾燥ハーブ)がアクセント。ジャガイモは別ゆでしてトッピングしてあります。
ショウガの千切りとともに、アーモンドのスライスもトッピングされていますが、こういうセンスもイイと思いました。
ナーンをはじめとした北インドのパン類もおいしいのですが(タンドゥール類もスパイシーで美味です)、これは「アールー・クルチャ」。ジャガイモのスパイス炒めを詰めて焼いた丸いナーンです。比較的、日本では珍しいメニューかもしれません。
スパイシーなフィリングとフワフワのナーン生地のマッチングがバツグンでした。
プレーンのナーンと全粒粉のパラーターも食べましたが、どちらも美味でした。
「南インド」とか「ベジタリアン」といった特別なキーワードはあえて設けず、できるだけ多くの日本人の舌に合ったインド料理をピシッと的確に作り上げる腕前はさすが。マーケティングとマーチャンダイジングの勝利といった感じの店です。
店名の由来である、看板娘のシタルさんは現在、吉祥寺店にできた2号店を切り盛りしています。そちらも繁盛店のようですよ。さすがです。
《このブログを書いているときのBGM》
クレイジーケンバンド『イタリアン・ガーデン』(2012)
新譜が出ると何度も聴き込み、味わいが増してくるのが、私にとってのCKBの楽しみ方。今回も京都、マカオ、韓国、横浜など、例によってアジア各地が歌詞に出てきて小旅行気分が味わえます。食べものネタも健在で、崎陽軒のCM狙いなシューマイソングなどイイ感じです。
http://www.youtube.com/watch?v=JFlOYMAAS5w
やっぱりマチャアキとの共演、イイですね。
http://www.youtube.com/watch?v=KoIZGix7jmc&feature=endscreen&NR=1
これもイイですね。身につまされるタイトルです。
クレイジーケンバンド『イタリアン・ガーデン』(2012)
新譜が出ると何度も聴き込み、味わいが増してくるのが、私にとってのCKBの楽しみ方。今回も京都、マカオ、韓国、横浜など、例によってアジア各地が歌詞に出てきて小旅行気分が味わえます。食べものネタも健在で、崎陽軒のCM狙いなシューマイソングなどイイ感じです。
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