3月18日
スリランカに到着して一晩経過の朝。本日は私のツアーにしては珍しく「観光」が組み込まれている。世界遺産の「シーギリヤロック」、うっそうとした森林に突如として出現する巨大な岩石建造物である。私自身、正直興味はあまりないのだが、スリランカにきたからには見ておいて損はない。
まずは泊まっているホテルのダイニングで朝食。地元スリランカの料理と西洋料理のコラボ式ブッフェだ。
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スリランカには北部を中心に、もともと南インド出身のタミル人が古来から住んでおり、結果、多くの南インド・タミル料理が独自の発達を遂げて、スリランカ料理の中に組み込まれている。
南インドでポピュラーな、米と挽き割り豆の発酵クレープ「ドーサ」が、この地では「トーサイ」に。 上にのっているのは、同じく南インド、ケーララ州が発祥といわれる米粉の蒸しビーフンともいうべき「イディヤパン」。それがこちらでは「ストリング・ホッパー」という名前になる。
2つの器に入れたカレーは、左が南インド料理を代表するベジタリアンカレー「サンバル」、右はインド料理としてはちょっと珍しい「サバの水煮」カレー。
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スリランカには北部を中心に、もともと南インド出身のタミル人が古来から住んでおり、結果、多くの南インド・タミル料理が独自の発達を遂げて、スリランカ料理の中に組み込まれている。
南インドでポピュラーな、米と挽き割り豆の発酵クレープ「ドーサ」が、この地では「トーサイ」に。 上にのっているのは、同じく南インド、ケーララ州が発祥といわれる米粉の蒸しビーフンともいうべき「イディヤパン」。それがこちらでは「ストリング・ホッパー」という名前になる。
2つの器に入れたカレーは、左が南インド料理を代表するベジタリアンカレー「サンバル」、右はインド料理としてはちょっと珍しい「サバの水煮」カレー。
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サンバルは、明らかにインドのものとは異なる。トロトロに煮込んだこしあん状のトゥール・ダールではなく、粒の残ったムング・ダールがたっぷり。ニンジン、ナス、インゲンなどの野菜がこれまた大量に入っている。味つけも、サンバル独自のミックススパイスである「サンバル・パウダー」はおそらく不使用と思われる。
全体としては「野菜入りダールカレー」という風情であり、南インドのサンバルとは異なる料理と考えるのがイイと思う。
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サンバルは、明らかにインドのものとは異なる。トロトロに煮込んだこしあん状のトゥール・ダールではなく、粒の残ったムング・ダールがたっぷり。ニンジン、ナス、インゲンなどの野菜がこれまた大量に入っている。味つけも、サンバル独自のミックススパイスである「サンバル・パウダー」はおそらく不使用と思われる。
全体としては「野菜入りダールカレー」という風情であり、南インドのサンバルとは異なる料理と考えるのがイイと思う。
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サバの水煮をインドカレーに仕立てるのは、東京経堂にあるインドレストランのオリジナルではない。タマネギやトマト、さらにスパイス類とサッと煮合わせてあり、サバのうま味や風味がうまく出ており、美味。
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サバの水煮をインドカレーに仕立てるのは、東京経堂にあるインドレストランのオリジナルではない。タマネギやトマト、さらにスパイス類とサッと煮合わせてあり、サバのうま味や風味がうまく出ており、美味。
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スリランカ料理で有名な「キリバット」。ココナッツミルクで炊いたご飯だ。ケーキのように四角形に切り分けて供されるのが多い。カレーとの相性もバツグンだ。
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スリランカ料理で有名な「キリバット」。ココナッツミルクで炊いたご飯だ。ケーキのように四角形に切り分けて供されるのが多い。カレーとの相性もバツグンだ。
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前日の夕食に人気レストランでいただき、かなりの衝撃を受けた(このブログのひとつ前の記事を参照)スリランカのエッグカレーがここにもあったので、さっそく食べてみた。
昨夜ほどではないが、ココナッツ・ミルクたっぷりなのに、青唐辛子のペーストなどが入り、激辛。南インドのエッグカレーでも、ここまで辛くはしない。
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前日の夕食に人気レストランでいただき、かなりの衝撃を受けた(このブログのひとつ前の記事を参照)スリランカのエッグカレーがここにもあったので、さっそく食べてみた。
昨夜ほどではないが、ココナッツ・ミルクたっぷりなのに、青唐辛子のペーストなどが入り、激辛。南インドのエッグカレーでも、ここまで辛くはしない。
スリランカのカレーを食べることは、同時にインドカレーについて考える絶好の機会でもある。実りの多いツアーになりそうな手応えを、この朝食からも実感した。
《このブログを書いているときのBGM》
GRAHAM NASH & DAVID CROSBY『WIND ON THE WATER』(1975)
ふたりももちろんいいが、バック特にデビッド・リンドレーのプレイが秀逸。
https://www.youtube.com/watch?v=SahSPXnvaJ0
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GRAHAM NASH & DAVID CROSBY『WIND ON THE WATER』(1975)
ふたりももちろんいいが、バック特にデビッド・リンドレーのプレイが秀逸。
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