11月6日(金)
インド料理に使われる「ミックススパイス」として、日本でも最も有名なのが「ガラム・マサラ」だ。
ガラム・マサラについて、ときどきいわれる下のようなこと。
1.ガラム・マサラはすべてのインド料理に欠かせない。
2.ガラム・マサラはカレーを辛くしたいときに有効。
3.インドでも、一流レストランや料理名人の家庭は皆ガラム・マサラを手づくりし、自家製が常識。
1.ガラム・マサラはすべてのインド料理に欠かせない。
2.ガラム・マサラはカレーを辛くしたいときに有効。
3.インドでも、一流レストランや料理名人の家庭は皆ガラム・マサラを手づくりし、自家製が常識。
これらは、すべて間違いである。
1.ガラム・マサラ不要なインド料理はたくさんある。
2.ふつう、ガラム・マサラはそれほど辛くないし、辛味をプラスする意味では使わない。
3.最近は既製品を買うのが主流。
1.ガラム・マサラ不要なインド料理はたくさんある。
2.ふつう、ガラム・マサラはそれほど辛くないし、辛味をプラスする意味では使わない。
3.最近は既製品を買うのが主流。
それでは、ガラム・マサラはそれほど大事でないというのか。
そんなことはない。
そんなことはない。
例えば
1.おいしい北インド料理が食べたいとき
2.チキンカレーをおいしくしたい
3.自宅でタンドゥーリ・チキンのような鶏のローストを楽しみたい
1.おいしい北インド料理が食べたいとき
2.チキンカレーをおいしくしたい
3.自宅でタンドゥーリ・チキンのような鶏のローストを楽しみたい
こんなとき、ガラム・マサラは必須である。
ゴミではない。デリーの路上マーケットで売られていた挽く前のガラム・マサラ。
ガラム・マサラは数種類から10種類以上のスパイスを原形のまま(ホール・スパイス)ミックスして、挽いたもの。インドのミックススパイスで認知度、活用度、ともにナンバーワンである。
北インド料理全般、一部の南インド料理に欠かせない。
特に肉のカレーや「マサラ」と呼ばれる濃厚なカレー料理、タンドゥーリ・チキンのような焼きもの、フライドフィッシュのような揚げものでは、ガラム・マサラがその力をいかんなく発揮する。
ガラム・マサラには、各家庭や料理人ごとに千差万別のバリエーションがあるという。しかし、その根幹にあるスパイスは決まっているし、ガラム・マサラの配合におけるポイントも知っておくべきだ。
クッキングスタジオ「サザンスパイス」では、定期的に「ガラム・マサラを手づくりし、ガラム・マサラを知る」レッスンを実施している。
次回は6日11時より。興味のある方はぜひどうぞ。
【インドカレーベーシック 自家製「ガラム・マサラ」のすすめ 11~14時】
【インドカレーベーシック 自家製「ガラム・マサラ」のすすめ 11~14時】
1.自家製ガラム・マサラ
市販品とは段違いの素晴らしい風味のガラム・マサラを手づくりしましょう。2.ガラム・マサラで仕上げる北インド風チキンカレー
味わいは本場そのもの。おぼえて絶対に損のないカレーです。3.ガラム・マサラで仕上げる「サブジ」
野菜のスパイス炒め蒸し、サブジにガラム・マサラをプラスすれば、深みがあり、食べ応えの増した美味に。
4.手羽先のタンドゥーリ風ロースト
焼きものや揚げものにもガラム・マサラは大活躍。本場の味わいを手軽に再現できます。野菜のスパイス炒め蒸し、サブジにガラム・マサラをプラスすれば、深みがあり、食べ応えの増した美味に。
4.手羽先のタンドゥーリ風ロースト
ミルサーで挽く前、空炒りすると、さらに香りがよくなる。
尚、例えば、以下のような拙著にもガラム・マサラの配合やつくり方は掲載されている。
『スパイスの黄金比率で作るはじめての本格カレー』(ナツメ社)
『新版 誰も知らないインド料理』(光文社 知恵の森文庫)
『カレー大全~カレー伝道師の160話』(講談社)
参考にどうぞ。
『スパイスの黄金比率で作るはじめての本格カレー』(ナツメ社)
『新版 誰も知らないインド料理』(光文社 知恵の森文庫)
『カレー大全~カレー伝道師の160話』(講談社)
参考にどうぞ。
《このブログを書いているときのBGM》
ROBERT LEE MCCOY『BLUEBIRD RECORDINGS 37』(録音年代は戦前1937年頃)
戦後はROBERT NIGHTHAWKとして活躍したブルースマンの戦前曲集。私の最も好きなブルースマンのひとり。
https://www.youtube.com/watch?v=004jrg624Fk
バックのハーモニカはサニーボーイ1世。この人も天才だった。
ROBERT LEE MCCOY『BLUEBIRD RECORDINGS 37』(録音年代は戦前1937年頃)
戦後はROBERT NIGHTHAWKとして活躍したブルースマンの戦前曲集。私の最も好きなブルースマンのひとり。
https://www.youtube.com/watch?v=004jrg624Fk
バックのハーモニカはサニーボーイ1世。この人も天才だった。
★本場仕込みのインド料理、簡単でおいしいスパイス料理の教室なら「サザンスパイス」へ!