9月21日
チェンナイにあるチェティナッド料理店として、最も認知度が高いと思われる店のひとつ「カライクディ」でランチ。
ウェルカムドリンクとしてスイカのジュース。
トマトスープ。
スターターとして、魚のワダ。白身魚の身をフレークにしてから成形、マサラワダの形にして揚げる。
アラカルトでオーダーした「ナンドゥ・マサラ」。チェティナッド風カニのスパイス炒め煮込みだが、カニのうま味の出たカレーソースがバツグンだった。
ほかにスターターや単品メニューとして「バナナの花のワダ」「プローン・ペッパー・フライ」「マトン・レバー・フライ」「アーンドラ風フィッシュカレー」などを楽しんだ。
メインは、ダクシンならではのミールス(ノンベジ)。
ターリープレートの上部やや右から
「キーライ・クートゥ」…青菜の煮込みだが、本日はホウレンソウ。煮込んだダール(挽き割り豆)やココナッツ・ミルクも使われているはずだが、なぜか猛烈に辛い。おそらく大量に刻み込まれた青唐辛子のせいだが、同時にこの辛さが何ともウマい。
「ビーツのポリヤル」…インドでビーツはポピュラーな野菜。さまざまなメニューで食べられるが、スパイス炒め蒸しであるポリヤルは、南インドの代表的調理法の1つ。
「カード」…プレーンなヨーグルトのこと。ミールスの締めにご飯にかけて混ぜながら食べると美味。
「フィッシュ・カレー」…酸味が利いたタミルな味。
「マトン・カレー」…こちらはココナッツが利いていた。
「ラッサム」…サラサラで、長いままの香菜、あまりつぶれていないトマトなどが入っていた。ご飯にかけると素晴らしい味わい。
「サンバル」…ドラムスティックやダイコン入り。サラリとしたタイプだが、サンバルとしての風味は十二分で美味。
「スイーツ」
「サトイモのコロンブ」…酸味と辛味、特に辛味がキッチリ前面に押し出され美味。
「キャベツのスパイシー・サブジ」…刻んだキャベツにタマネギなどを合わせ、チリパウダーたっぷりのマサラで炒めてある。
プレートの中にはバナナ、ケララ風パローター、パパド、唐辛子(カード・チリ)。この後、ドカ飯が盛られ、食事がスタートした。
皆で「辛い、辛い」を連発しつつも、カレーが減り、ご飯も順調になくなっていった。
気がつけば、皆、満腹かつ満足の顔つき。ターリープレートの中味も、きれいさっぱりクリアに。
個人的には、どちらも辛い「キーライ・クートゥ」と「サトイモのコロンブ」が妙に印象に残っている。
帰り際、ほかのテーブルを眺めたら、ミールスとともにビリヤニを食べる人が多いのに気づいた。
次はビリヤニのチェックだな。
次はビリヤニのチェックだな。
《このブログを書いているときのBGM》
LAYA PROJECT 『LAYA PROJECT』(2006)
私にとって、心の故郷的アルバムの1つ。
https://www.youtube.com/watch?v=aFQk8A44_Ks
LAYA PROJECT 『LAYA PROJECT』(2006)
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