3月某日
前回、「ビリヤニとプラオの違いは何か?」という難題に、私なりの見解を述べた。
で、論より証拠、インドで展開される「プラオ」の世界のごく一部を写真で紹介しよう。
パンジャーブ州アムリットサルを訪れた「インドツアー2013」にて。野菜のプラオ。
ダンチュウdancyu誌の取材で訪れたデリーの老舗「モティ・マハール」のプラオ。フライパンでご飯と具材を炒めてつくっていた。
南インド、チェンナイの名店「アンナラクシュミ」にて。左に「カレー・リーフ・ライス」(これはプラオではなく、南インド料理ならではの混ぜご飯)、右が「カシューナッツのプラオ」。バスマティ・ライスと具を混ぜてつくったと思われる。
チェンナイの5つ星ホテルのランチブッフェ、「ベジタブル・プラオ」はこんな感じ。
南インド、ポンディチェリにて「シーフード・プラオ」。混ぜるタイプ。
ゴアにて。左は白いご飯。右にゴア風ベジタブル・プラオ。炊き込みタイプ。
こうして見ると、野菜やナッツ類の軽い具材を使ったものが多く(逆にいえば、マトンやチキンの場合、ビリヤニにするのが多いということだ)、調理の仕方も、正攻法の「炊き込み型」のほか、「混ぜ込み」型がレストランなどで幅を利かせているのがわかる。
「ビリヤニ」もいいが、よりシンプルでカジュアルな「プラオ」の世界も、多様性の国インドの食ならではの多彩な魅力にあふれている。ぜひ本場で体験していただきたい。
《このブログを書いているときのBGM》
CHRIS SPEDDING『GUITAR GRAFFITI』(1979)
前作『HURT』に続くニューウェイヴな名盤。
https://www.youtube.com/watch?v=Wm8NuZ52LHs
アナログA面全曲どうぞ。
CHRIS SPEDDING『GUITAR GRAFFITI』(1979)
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