あなたのホウレンソウカレーを巷のインドレストランよりおいしくするコツ

２月１７日(火)１１時～

　夏より冬の方が圧倒的においしく、値段もお得、そして栄養価も高いのが「ホウレンソウ」。

「バター・チキン」とともに日本で大人気のインドカレーの１つが、そんなホウレンソウをふんだんに使った「サーグ・チキン(ホウレンソウとチキンのカレー)」。

「サーグ・チキン(ホウレンソウとチキンのカレー)」は日本の家庭でもできる。しかも、いくつかのシンプルなコツを守れば、巷のインドレストランよりおいしいものが、意外にかんたんに完成する。

【「サーグ・チキン(ホウレンソウとチキンのカレー)」を専門店よりおいしくするコツ】
１．ホウレンソウのピューレは粗く、そして水気少なく
ホウレンソウはたいていゆでてからフードプロセッサーやミキサーでピューレにして使う(包丁で細かくたたいてつくる「手切り」タイプが、何といっても一番おいしいのだが…)。このとき、短時間に粗くすりつぶした方が、ホウレンソウの風味が強く残って美味。滑らかなホウレンソウのピューレがおいしいと思っている人が日本に多いが、間違いだ。そしてピューレの水気、これも重要で、くれぐれも水気は少なめにしよう。

２．ホウレンソウの緑色があせるまでよく煮る
ホウレンソウカレーの色についても、誤解している人が多い。きれいなグリーンのカレーはたいていおいしくない。逆に緑色があせている方が、美味があることもっぱらである。

３．全体としても水気は少なめに
ゆでたホウレンソウのピューレをチキンカレーに入れると、案外水気が増える。だからベースになるチキンカレー自体、水気が多いとおいしくない。

４．メティ・シードとカスリ・メティを効果的に使おう
ホウレンソウのカレーを確実に美味しくするスパイスは「メティ・シード」、そして乾燥ハーブの「カスリ・メティ」もそのあるなしで、全然料理の出来映えが異なる。ただし、これら２つのスパイス&ハーブには、カレーをおいしく仕上げるためのセオリーやコツがある。

　これらを守れば、見違えるほどおいしい「サーグ・チキン(ホウレンソウとチキンのカレー)」が日本の家庭でも楽しめる。
　そうしたコツをわかりやすく実践してお見せするのが、クッキングスタジオ「サザンスパイス」でのレッスンで、次回は１７日１１時から。

★クッキングスタジオ「サザンスパイス」２月のスケジュール
http://www5e.biglobe.ne.jp/~masala/southern%20spice%20cooking%20class%20feb%202015.html

　この時期おいしいホウレンソウのカレーを食べるだけでも、価値のあるひとときだ。
　皆さんのおいでをお待ちしている。

《このブログを書いているときのBGM》
KILLIG JOKEのデビューアルバム(1980)
　ポストパンクでファンクなバンド。
https://www.youtube.com/watch?v=7JUFdQ2p6Gg
　重いビートがカッコいい。

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