8日(日)15時~
毎月実施している「ビリヤニ講座」。今月はおさらいとして「フィッシュ・ビリヤニ」をレッスンする。
ビリヤニのベースになるカレーは本来ヨーグルトベースが美味、そして伝統的。この原則は北インドのビリヤニではよく守られるのに対し、南インドではトマトベースのカレーでビリヤニをつくることが珍しくない。
今回どうするかといえば、ヨーグルトベースのフィッシュ・カレーをつくり、それを硬くゆでたバスマティ・ライスと重ね蒸しにして仕上げる。
この重ね蒸しの際、ちょっとしたコツが要る。魚は身が崩れやすい。だから、カレーソースだけをバスマティ・ライスと重ね、魚の身はライスの上にやさしく置いて、蒸らして仕上げる。和食の「鯛めし」のようなイメージだ。
フィッシュ・ビリヤニを蒸し上げたところ。
蒸した魚の身を一度鍋から取り除く。
カレーソースの浸みたバスマティ・ライスをかき回すと、こうなる。
また、ビリヤニ用のフィッシュ・カレーは、煮込みすぎると前述のように身が崩れ、煮込みが弱いとカレーソースに味がのらず、魚の身にもスパイスの風味が浸み込まない。
この点も私のレシピは解答済みで、手順通りつくっていただければ、必ずおいしくできる。
この点も私のレシピは解答済みで、手順通りつくっていただければ、必ずおいしくできる。
最後にマサラの浸みた魚の身をやさしくライスとミックスすれば、素晴らしいフィッシュ・ビリヤニのできあがり。
ぜひ、この機会にデリケートな美味をモノにしていただきたい。
★クッキングスタジオ「サザンスパイス」2月のスケジュール
http://www5e.biglobe.ne.jp/~masala/southern%20spice%20cooking%20class%20feb%202015.html
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《このブログを書いているときのBGM》
FREE『HEARTBREAKER』(1973)
最後のアルバム。もちろんベースは山内テツさん。
https://www.youtube.com/watch?v=Gj4nJw8_uFE
ポール・コソフについて歌った曲だろう、たぶん。
FREE『HEARTBREAKER』(1973)
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