9月16日
今ツアーのハイライトの一つである「カース草原のお花畑散策」を楽しんだ後、ふもとの街、サタラのホテルのダイニングでランチ。
典型的なインド式サラダ。塩とレモン汁で食べる。
クルトンと生クリーム入りのトマトスープがさりげなく登場。これがまた甘いの何のって。とにかく甘くなければウマいのに、としかいいようがなかった。
タンドゥーリ・チキン。これがカットの仕方から意外に上手で(チキンの身に入れる切れ込み。これのウマいヘタで、ヨーグルトやスパイスの絡み方、並びに火の通りが変わってくる)、味つけもバッチリ。
いっしょにパニール・ティッカ、ガーリック・チキン(いわゆる「インディアン・チャイニーズ」であり、純然たるインド料理ではない)などいただき終わった頃、メインが次々登場。これはココナッツ風味のマトンカレー。ほとんど南インド料理という風情だった。
マトンカレーのソースを白いご飯にかけたところ。マトンの骨の破片、香菜などが見える。また、ターメリックの使用も控えめ。こういうディテールを見て「おいしそうだ」と思う方は、かなりのマニア?。
サタラという街は「コラプーリ料理」が名物。サタラと同じマハーラシュトラの街コラプールの名前を戴くコラプーリ料理は赤唐辛子たっぷりで辛い。ふつうはマトンかチキンでカレーをつくるが、この日は「ベジタブル・コラプーリ」。爽やかな辛さでイケた。
ほかにも、トマトに野菜を詰めて煮込んだカレー、生グリーンピースのマサラ(冷凍と異なり、インドの生グリーンピースは味・香り・食感いずれもバツグンだ)など、ちょっと珍しいものも含め、いろいろなカレーをローティと白いバスマティ・ライスで満喫した。
このレストラン、地元の味と北インド料理でその真価を発揮させてくれた気がする。やはり「地元の味」大切だ。
《このブログを書いているときのBGM》
FREDDIE KING『GETTING READY』(1971)
晩年のスタジオ盤。キング・カーティスがテナーを担当。
https://www.youtube.com/watch?v=2PObrNZDCdU
FREDDIE KING『GETTING READY』(1971)
晩年のスタジオ盤。キング・カーティスがテナーを担当。
https://www.youtube.com/watch?v=2PObrNZDCdU
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