9月15日
西インド、マハーラシュトラ州でのランチレポート、主食編。
「北インド」と呼ばれるインドの大多数地域(「南インド」を除いたエリアはすべて「北インド」なのである)の主食は「米→ご飯」と「小麦粉→多くは無発酵の薄焼きパン」のミックスであり、あえていえば、多くの地域で「小麦粉食」の割合が過半数を占める。それが「南インド」ではご飯やコメの加工品が圧倒的に優勢になる。
一方、インド各地で意外によく食べられているのが「雑穀」である。それも米に混ぜて炊飯する日本と異なり、雑穀を挽いて粉にして、そこから無発酵パンをつくるのが一般的となっている。
この日のランチでも「キビ」と「ソルガム=コウリャン」のローティ(無発酵の薄焼きパン)が出て、滋味深く美味だった。
キビでつくる「バジュラ・ローティ」。
こちらはソルガム(モロコシ、コウリャン)の「ジョワル・ローティ」。
今回のツアー、この後も雑穀のパンはよくオーダーして食べたが、いずれも食べ飽きない不思議な魅力があった。
かみ締めるたびに実感できる素朴な味わいに魅了されたのはもちろん、日本では食べられない希少性にも感謝した。
かみ締めるたびに実感できる素朴な味わいに魅了されたのはもちろん、日本では食べられない希少性にも感謝した。
西インド、マハーラシュトラ州の内陸方面に行く方、雑穀のローティは要チェックだ。
《このブログを書いているときのBGM》
YEN TOWN BAND『MONTAGE』(1996)
無国籍アジアンな魅力にあふれたナイスな映画の架空バンド。
https://www.youtube.com/watch?v=4ZnAbwcyqZk
もう18年前か。
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