9月14日
もともと観光地に興味がない私。だから、さんざんインドに入っているわりに、メジャーな観光スポットに縁がない。
今回の「インド食べ歩きツアー2014」で訪れる「アジャンタ」や「エローラ」の石窟遺跡もそう。今まで行ったことがなく、今回のツアーで初のお目見得となった。
一方「観光地にうまいものなし」という言葉がある。必ずしも当たっているとは思わないが、営業努力せずともお客様がくるので手拭きになりやすい、というのは日本もインドも同じだと思う。
この日は世界遺産でもある「アジャンタAJANTA石窟」を午前中から見学。
その後、「アジャンタAJANTA石窟」のすぐ近くのレストラン、その名も「アジャンタAJANTA」でランチ。
いただいたカレーの一部。「ダール・フライ」「アールー・アドラキ(ジャガイモのショウガ炒め)」「野菜のコフタ(団子)カレー」「マタル・パニール(生グリーンピースとパニール(インドのカッテージチーズ)のカレー)」「カラ・チャナ・マサラ(日本では珍しい黒いヒヨコ豆かのカレー)」「ガーリック・パラーター(刻みニンニクタップリの全粒粉パン)」など。
おもしろいな思ったメニューの一例。削ったパニール(インドのカッテージチーズ)をあしらった「スパイス炊き込みご飯」(実際の調理はおそらく、クミン・シード、揚げタマネギ、青唐辛子、香菜、ギーなどで炒めた可能性大)の「パニール・プラオ」。塩味が弱すぎ、風味がないのが残念だったが、コンセプトはいいなあと思った。
メチャクチャ、シンプルな「キャベツとカリフラワーのクミン炒め」。いわゆるサブジだが、カイエン・ペパーやガラム・マサラなど不使用の素材重視仕上げ。こういうの、好きだ。
このランチ、「観光地にうまいものなし」は当てはまらなかったと思う。めでたし、めでたし。
《このブログを書いているときのBGM》
JIMI HENDRIX『ELECTRIC LADYLAND』(1968)
本日18日が命日。ジャンルや人種を突き抜けた天才に合掌。
http://www.youtube.com/watch?v=tX5tOX6vA-0
JIMI HENDRIX『ELECTRIC LADYLAND』(1968)
本日18日が命日。ジャンルや人種を突き抜けた天才に合掌。
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