3月8日
南インド、タミルナドゥ州の寺町ティルチラパッリ(トリッチー)でのランチは、やっぱりベジタリアンの「ミールス」。
最初はこのような状態で供される。真ん中にライスはなく、全粒粉の無発酵薄焼きパンであるチャパティが鎮座。
その後、ライスが配膳される。ライスがくる前にチャパティで食べはじめていいのだが、今回はがまん。チャパティを脇に寄せ、山盛りのライスをセットしてもらい、食事のスタート。
サンバル、ラッサムという基本のカレーのほか、コザンブ(サンバルより酸味が強いカレー)、クルマ(マイルドなミックス野菜カレー)、キーライ(青菜の煮込み)、クートゥ(ココナッツと豆で煮込んだ野菜)、ポリヤル(今回はキャベツとグリーンピースの炒め蒸し)とカレー類が充実。ヨーグルトも通常のモノと、薄くてスパイシーなバターミルクの「モール」の2種類。さらに、ドーナツに似た「ワダ」というスナック、米や豆のミルク煮デザートのパヤサムもついてきた。
かなり豪勢なミールスではあるのだが、薄焼き塩せんべいのような箸休め「アッパラム(パパダム、パパド)」、ワダにつけたりライスに混ぜ込むココナッツやコリアンダーの「チャツネ」、ヨーグルトとご飯に欠かせない「ピックル(スパイシーなインド製ピクルス)」といった基本のアイテムがついてない。
そのことを注意し、早くもってきてとお願いしつつ食べていたのだが、結局最後まで、それらはなし。
サンバル、ラッサム、モールのおかわり。
こちらはポリヤル、クートゥ、キーライのおかわり。
カレー系はドンドン継ぎ足すが、ピックルやチャツネなしは変だと思いつつ、ご飯もおかわり。
結局、一品ごとはなかなかイイのだが、全体としては煮え切らないミールスという印象。
サイドメニューも大事なのだよ。
サイドメニューも大事なのだよ。
《このブログを書いているときのBGM》
LED ZEPPELINのデビューアルバム(1969)
デラックス・エディションも絶好調。やはり別格。
https://www.youtube.com/watch?v=v12inxfdSeQ
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