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南インド、庶民派食堂の厨房にお邪魔してみた

3月5日(水)

 南インド、ケララ州でマッコルリやドブロクに似た地酒を飲みつつ、スパイシーなケララ料理に舌鼓を打てる店「MULLAPANTHAL TODDY SHOP」でランチをいただいたのは、前にもご紹介した。


★MULLAPANTHAL TODDY SHOPのサイト
http://www.sviju.com/web/mulla/

 今回、ラッキーにも厨房での仕込み風景ものぞかせていただいた。モダーンなホテルや高級レストランの「キッチン」と異なる、いかにも南インド・ケララ的な「台所」の活気をご覧いただきたい。

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イメージ 1

 横に広いURALIと呼ばれるケララ独特の鍋で複数のカレーを同時に調理。燃料はマキ。左の鍋に煮詰まり防止の水を注いでいる。無造作に見えるが、この分量も大事なコツの1つだ。

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イメージ 2

 カニのマサラを調理中。ウマそう。

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イメージ 3

 シンガポールのフィッシュ・ヘッド・カレーのルーツはケララにありといわれるが、それを裏付ける写真。この後、さらに別のグレービーと合わせるように思われた。

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イメージ 4

 左はあさりのような貝のむき身、右は衣をつけて揚げるとバツグンな小魚。

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イメージ 5

 ケララ独特のティファン(軽食)の1つ、プットゥを蒸し上げる「プットゥ・メイカー」。

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イメージ 6

 できあがりのプットゥ。米とココナッツを粉末にして蒸し上げる。

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イメージ 7

 キッチン全景。女性が多い。

 ちなみに厨房内は40度以上の高温と思われた。毎日この中で長時間働き、おいしい料理を供するパワーには感服するしかない。本場のタフなキッチンだ。

《このブログを書いているときのBGM》
ALLMAN BROTHERS BAND『FILLMORE EAST LIVE』(1971)
 71年3月12と13日のライヴを収録。今、私が聴いているのは未発表テイク入りの長時間版。
http://www.youtube.com/watch?v=645i2cFZfG4&feature=youtu.be
 

★本場仕込みのインド料理、簡単でおいしいスパイス料理の教室なら「サザンスパイス」へどうぞ!



★アジアン料理ユニット『ヤミーズディッシュ』のブログ
http://yummysdish.exblog.jp/

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