10月31日
インドが世界に誇るカレーレストランの1つが「カリム・ホテル」だ。
毎年、私の主宰する「インド食べ歩きツアー」ではデリー滞在時、なるべく一度はこの店に行くようにしている。それだけ大事な場所ということだ。
で、前の記事のごとくスターターに肉をたんまり食べたところで、カレーの登場。
名物の1つ「マトン・コルマ」。フライド・オニオンとヨーグルトがベースのマサラ・グレービーに骨つきマトン。ポピー・シードのすりおろしでコルマのマイルドさを表現。
珍しい「チキン・シチュー」。パウダー・スパイスをいっさい使わず、ホール・スパイスだけで煮込むカレー。もちろんフライド・オニオンとヨーグルトがベースとなっている。それがムガル料理の伝統だ。
「キーマ・マタル」。マトンの挽き肉と生のグリーンピースのカレー。肉はけっこう粗挽きで、さすがに味わいが濃い。
カレーは、フワフワとして香ばしく、しかも少し甘い、イスラーム式丸ナーン(ローティ)で食べると最高。カレーの脂を吸わせて食べるのもツウだ。
「マトン・ビリヤニ」もおすすめ。バスマティ・ライスがパラパラで香りよく、肉やマサラのうま味と相まって美味。
これぞ、デリー式イスラーム料理の1つの模範。
以前、この店で修業していた私の師匠いわく「今もおいしいけれど、昔の方がさらにおいしかった」とのことだが、もちろん今もオーケーだ。
以前、この店で修業していた私の師匠いわく「今もおいしいけれど、昔の方がさらにおいしかった」とのことだが、もちろん今もオーケーだ。
インド料理ファンはデリーに行ったらマストのレストランである。
《このブログを書いているときのBGM》
FREE『HEARTBREAKER』(1972)
山内テツさん参加のラストアルバム。
http://www.youtube.com/watch?v=4Een8dDpF6g
ポール・ロジャースのボーカルはもちろん、ポール・コソフの泣きのギターが最高。
FREE『HEARTBREAKER』(1972)
山内テツさん参加のラストアルバム。
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ポール・ロジャースのボーカルはもちろん、ポール・コソフの泣きのギターが最高。
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