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「大阪ハラールレストラン」のディープで美味なパキスタン料理

11月17日(日)

 大阪、西九条「クレオ大阪西」で午後2時から料理教室がある日の午前から昼すぎ、必ず気になるレストランでガッツリ食べるのが恒例となっている。

 このところずっと、黒門市場近くにある「シンズ・キッチン」のビリヤニが日曜昼前の定番だったが、今回、関西で親交のあるインド亜大陸料理好きの皆さんがこぞって口にする「大阪ハラールレストラン」なる店に行ってみた。

 店に着くと、事前のインターネット情報では予約でないと食べられないはずのビリヤニなどもあることが判明(後でさらによく調べたら、週末スペシャルとして、間違いなく食べられるようになっているらしい)。

 で、すかさず、本日のスペシャルの1つ、「チキン・ビリヤニ」をオーダー。

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 バスマティ・ライスはパラパラとして、マサラの浸み込みもバツグン。ローズウォーター、というよりKEWRA WATERのエキゾティックな香りもいかにもイスラームのビリヤニぽくていい。チキンは骨つきが2本ゴロリ。肉離れもハラリとかんたんで、よく炊き込まれている感じだった。

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 ビリヤニにつけるライタも野菜を刻んだものではなく、ミントや香菜をすりつぶしてヨーグルトとミックスしたもの。インドではデリーやハイデラバードのイスラーム式ビリヤニに添えられる。

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 ビリヤニだけでは飽き足らず、肉や挽き割り豆、粗く粉砕した小麦などをトロトロに煮込むイスラームならではのスタミナ食「ハリーム」(インドでは南インド、ハイデラバードのものが有名)もオーダー。この日のハリームはチキン。まさに肉と豆、穀類のお粥のような舌触りにスパイシーな風味がよくマッチして美味だった。

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 ナーンもまた丸くてフカフカの正統的イスラームスタイル。カリムホテルなどオールドデリーのイスラームレストランなども皆このスタイルが基本だ。表面にギーやバターを塗らないのもポイントが高い。

 東京近辺では、埼玉八潮のパキスタン系イスラームレストランがマニアにも有名だが、個人的には、こちらの方がしっくりきた。デリーやハイデラバードのイスラーム料理に近いノリを感じたからか。


 ノンベジ系インド亜大陸料理のファンには絶対のおすすめと思う。また行こう。
★「大阪ハラールレストラン」のサイトはコチラ
http://osaka-halal-restaurant.com/

《このブログを書いているときのBGM》
DAVID BOWIE『THE MAN WHO SOLD THE WORLD』(1971)
 ミック・ロンソンが弾きまくる名盤。
http://www.youtube.com/watch?v=YFCmFvlJpK0
 全曲どうぞ。

★本場仕込みのインド料理、簡単でおいしいスパイス料理の教室なら「サザンスパイス」へどうぞ!



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