8月某日
前のブログ記事の、ムング・ダール(緑豆の挽き割り)で作る「かんたんサンバル」(21日クッキングスタジオ「サザンスパイス」でレッスンあり)に続いて、めずらしいサンバルを紹介しよう。
タマリンドやトマトの酸味の代わりにヨーグルトをたっぷり(4人分で2カップ)入れる「モール・サンバル」。
モールというのは低温殺菌ヨーグルトで濃厚なサワークリームと薄いバターミルクに分離した際のバターミルクを、またはヨーグルトそのものを指す南インドのことば。「モール・サンバル」はその名の通り、ヨーグルトたっぷりの野菜入り豆カレーだ。
このサンバル、あまり煮立てると分離する。だから扱いに少しばかり注意を要する。
だからというわけではないが、現地でも家庭料理としてはお目にかかっても、レストランや食堂ではあまり見かけない。ミールスなどで遭遇したらラッキーだろう。
モールというと、南インドでは食事の締めに飲んだり、ご飯にかけたりするスパイスやハーブ仕立ての薄いヨーグルトも指す。
チェンナイの五つ星ホテルのランチブッフェのモール。ドリンクとして出されていたが、私はご飯にもかけた。
まだまだある「サンバル」の世界。「サザンスパイス」でも適宜レッスンしていこうと思う。
《このブログを書いているときのBGM》
SANTANA『掘(1971年)
まだ10代のニール・ショーンも参加した隠れ名盤。
http://www.youtube.com/watch?v=nq52BiBv6d4
この曲のボーカルはカルロス・サンタナ。誠実な歌いぶりがイイ。
SANTANA『掘(1971年)
まだ10代のニール・ショーンも参加した隠れ名盤。
http://www.youtube.com/watch?v=nq52BiBv6d4
この曲のボーカルはカルロス・サンタナ。誠実な歌いぶりがイイ。
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