5月10日
毎年、全国のカレーファンがその発売を楽しみにしている日本一のグルメ雑誌「ダンチュウdancyu」のカレー特集号。
今年は例年より早く6月号で5月7日の発売。
特集タイトルは「カレーの学校。」で、興味深く、おいしそうな記事のオンパレードである。
★カレー特集号の内容はコチラ
http://www.president.co.jp/dan/backnumber/2013/20130600/
特集タイトルは「カレーの学校。」で、興味深く、おいしそうな記事のオンパレードである。
★カレー特集号の内容はコチラ
http://www.president.co.jp/dan/backnumber/2013/20130600/
私もその中で、「にしきや」さんのレトルトインドカレーシリーズのご紹介とともに、『好きなカレーを教えてください』という読み応えバツグンでおもしろいアンケート企画に登場している。
詳細は誌面をご覧いただくとして、1位に挙げた渋谷「ムルギー」に関する私のコメントを見た方々から
「ムルギーはインドカレー、あるいはインドカリーなのですか。違うと思うのですが」
というような意見をいただいた。
「ムルギーはインドカレー、あるいはインドカリーなのですか。違うと思うのですが」
というような意見をいただいた。
このブログでお答えしておこう。
「もちろん、ムルギーは正確な意味においてインドカレー、あるいはインドカリーではありません」
実は掲載にあたり、ちょっとした手違いがあったようで、記述が少々変わってしまったのである。
もともと、私が書いた渋谷「ムルギー」と麹町「アジャンタ」に関するコメントは以下の通りだ(2位の「アジャンタ」に関するコメントまで読まないと、私の個人的カレー史における「ムルギー」の位置づけがわからない)
1位: 渋谷「ムルギー」
http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13001732/
好きなメニュー「卵入りムルギーカリー」
インド料理に目覚める前、1980年頃、バンドをやるため出てきた東京で初めてハマった「印度」カリー。いわば私のルーツみたいな存在です。今も何か悩んだりしたら、初心に帰る意味でこのカリーをいただきます。すると悩みも晴れ、やる気がみなぎるのです。いまだにレシピがわからないのは残念ですが、それがあるので、かえって魅力的なのかもしれません(いつの日か、突撃取材させていただきたいものですが)。
http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13001732/
好きなメニュー「卵入りムルギーカリー」
インド料理に目覚める前、1980年頃、バンドをやるため出てきた東京で初めてハマった「印度」カリー。いわば私のルーツみたいな存在です。今も何か悩んだりしたら、初心に帰る意味でこのカリーをいただきます。すると悩みも晴れ、やる気がみなぎるのです。いまだにレシピがわからないのは残念ですが、それがあるので、かえって魅力的なのかもしれません(いつの日か、突撃取材させていただきたいものですが)。
2位: 麹町「アジャンタ」
http://www.ajanta.com/
好きなメニュー「マトンカレー」
こちらはインド料理の魅力を初めて体感した店。今はもうないバツグンなムードの九段下店でいただく粒のスパイスのゴロゴロ入った激辛マトンカレーは空前絶後の味わい。心底インドに行ってみたいと思いました。そして生まれて初めてのインド旅行後、麹町店の厨房で料理人として修業を開始。夢のような日々でした。今でも「アジャンタ」の「マトンカレー」「チキンカレー」「キーマカレー」は私の中でスパイシーな本格カレーの基本となっています。
これだけ長い独自コメントをお送りしたのが、かえって混乱を招いたのかもしれない(ちなみに、私、アンケートの回答を「総合編」と「インドカレー編」の2つ用意して、編集部に読んでいただいた。採用されたのは「総合編」である)。
結果的に「印度」カリーが、ふつうのインドカリーになってしまい(「印度」と漢字カッコづけにしたこと。ここに、正統的なインドカレーやインド料理とは異なるというメッセージを込めたのだが、うまく伝わらなかった)、インド料理に目覚める前という記述も飛んでしまった。
その結果、私の意味するところとはやや異なるコメントが掲載されるに至った。
この件、すでにダンチュウdancyu編集部とは調整済みであり、お互いスッキリといい関係である。
が、誤解を生みやすいコメントでもあるし、情報が独り歩きしても困るので、あえて載せさせていただいた。
こうしたことを許諾いただいたダンチュウdancyu編集部の、真摯で寛大な対応に感謝申し上げたい。
こうしたことを許諾いただいたダンチュウdancyu編集部の、真摯で寛大な対応に感謝申し上げたい。
卵入りムルギー。私にとって「永遠の基本」である。
とにかく、本誌をまだ読んでいない方は、すぐに本屋さんやコンビニに行くように。
《このブログを書いているときのBGM》
TRAFFIC『MR.FANTASY』(1967)
今日が誕生日のデイヴ・メイソンが在籍していた初期のトラフィックは、シタールやタブラがガンガン鳴り響くサイケな曲も少なくなかった。
https://www.youtube.com/watch?v=a77yHpjdUtU
TRAFFIC『MR.FANTASY』(1967)
今日が誕生日のデイヴ・メイソンが在籍していた初期のトラフィックは、シタールやタブラがガンガン鳴り響くサイケな曲も少なくなかった。
https://www.youtube.com/watch?v=a77yHpjdUtU
★本場仕込みのインド料理、簡単でおいしいスパイス料理の教室なら「サザンスパイス」へ!