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Channel: カレー&スパイス伝道師☆ブログ
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本日15時からサザンスパイスでレッスン

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クッキングスタジオ「サザンスパイス」本日15~18時

最近ほとんど紹介していないメニューを急遽レッスンすることになりました。

1.サンバルパウダーなしのカボチャのサンバル
 通常、「サンバル・パウダー」を使うことで、はじめてそのおいしさが保証される南インドを代表するカレー、「サンバル」。本日は、ふだんサンバルに使わないカボチャを使い、サンバル・パウダーなしで本場のテイストを再現します。
2.かんたんラッサム
 ラッサムも、本来、本場のテイスト再現にはセオリーがありますが、ここでは手軽なレシピで本場の味を再現します。
3.レモン・ライス
 最近、ミュージシャンの小宮山雄飛さんの尽力などもあり、注目度アップの南インド式混ぜご飯の代表。ここでも、美味で手軽なレシピをご紹介します。

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カボチャのサンバルの一例

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ラッサムの一例。マドゥライの一流ホテルにて

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ケララ州コーチンのグランドホテルのレモン・ライス

《このブログを書いているときのBGM》
IGGY AND THE STOOGES『RAW POWER』(1973年)
基本。
https://www.youtube.com/watch?v=_vUVAE4G31w

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★個人サイト/~masala/ 『誰も知らないインドカレー』からも、「サザンスパイス」レッスンスケジュールや参加申込みは可能!





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http://yummysdish.exblog.jp/ 

フレディ・マーキュリーの実家の味

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5月18日

 本日、クッキングスタジオ「サザンスパイス」では14時から、パールシー料理の代表的セットメニューをレッスンする。

 パールシー料理とはゾロアスター教徒の料理のこと。古代ペルシャからやってきた西洋的なルックスのアーリア系人種を先祖に持つパールシーの人たちは、そのほとんどがインドでもムンバイ周辺に住んでいる。パールシー料理専門のレストランもほぼムンバイにしかなく、ちょっと変わった個性を持つパールシー料理はムンバイ名物の一つにもなっている。

 パールシー料理は、インド料理とペルシャ料理、2つの個性が巧みにミックスされているといわれる。一見ふつうのインド料理に見える。しかし食べると、いつものインド料理とは異なる食感、異なる風味が見え隠れすることに気づく。もっとも意外なのは、メニューによってはたいへんに辛いこと。インドとイランの折衷だから、辛さも両国の中間ぐらいと油断して食べるとたいへんだ。
 スパイスや食材の使い方も独特で「パールシー・サンバルパウダー」というミックススパイスがあったり、南インドでビリヤニやマサ―ラーに使われる「カルパーシー」と、北インドでしか使わない「カスーリ・メティ」(フェヌグリークの若葉を乾燥させたハーブ。「バターチキンやホウレンソウカレーに欠かせない)を、同じ鍋に入れたりする。

 本日、レッスンするのも、そんなパールシー料理の個性がよくわかるものばかり。

「ダンサク」(ダーンシャークなどとも聞こえる)
 たいていマトンでつくる、野菜や挽き割り豆も入ったカレー。チキンやベジタブルのダンサクもある。「ダンサク・マサ―ラー」と呼ばれるミックススパイスが味の決め手だが、カスーリ・メティとタマリンドという、ふつうのインド料理では絶対に同じカレーで顔を合わせることのない2つの食材を入れて煮込むなど、かなりの個性派。マトンとともにジャガイモ、ナス、カボチャなどの野菜も煮込む。
何しろ、一説にはパールシー料理版「サンバル」(南インドを代表するカレーで、タマリンドや各種スパイス、ダンサクにも使われる挽き割り豆や野菜が入る)ともいわれる伝統と人気のカレーなのだ。

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 マトンのダンサクの一例。私がつくったが、ちょっとカレーソースが濃いな。

 ダンサークに合わせる主食もちょっと変わっている。「ブラウンライス」というのだが、茶色味を帯びたその色は砂糖を熱してできるカラメルでつくるのだ。
 食べると当然やや甘いのだが、ホットなダンサクとの相性も申し分ないので脱帽するしかない。

 カレーとライスに生野菜のサラダがつく。このことも案外非インド的だが、野菜サラダがちょっと変わっている。「カチュンバル」といわれるが、ドレッシングが酢と塩、それに大量のパームシュガーなのだ。

 これから午前11時まで、本日のレッスン参加希望があれば、お受けする。席がまだ少しあるからだ。

 ご希望の方は、
panipuri@muh.biglobe.ne.jp
 までご連絡を。
 初めての方には、順路や持ち物もお知らせします。

 少年の頃のフレディ・マーキュリーはボンベイに住んでいて、家はゾロアスター教を信奉していた。おそらく、彼も食べたに違いないパールシー料理の傑作、ぜひこの機会にどうぞ。

《このブログを書いているときのBGM》
QUEEN『QUEEN』(1973年)
当然。
https://www.youtube.com/watch?v=oU7rqB9E_0M


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26日の「スパイスセッション」は辛いもの好き必見!

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5月26日(日)

 幡ヶ谷のおいしい店「ジッカjicca」をお借りし、料理つきトークライブ「ひとつのスパイスから料理が広がる スパイスセッション」 を実施する。

 15回目になる今回のテーマは「梅雨を吹き飛ばすうま辛インドスパイス」。
 
 辛くて、おいしい。これが本来インド料理の持つ大きな魅力のひとつだろうと思う。
 
 ところが、テレビのグルメレポーターなどが、エスニック系の食レポの際中などに、よく口走るフレーズにこういうのがある。
「辛いけど、おいしい」
 辛いのは完全にネガティブ、否定である。おいしいものは、辛くてはいけないらしい。

 今回は、試食のプレートを召し上がった皆さんが「辛いけど、おいしい」ではなく、「辛くて、おいしい」とつぶやいていただければ成功、そんな風に考えている。

【試食予定メニュー】
.船ン・チリ
その名の通り、チリ(赤唐辛子粉)で風味を高めた、鶏肉の炒め煮込み。北インドやパキスタンのイスラーム式レシピ。

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 トウガラシたっぷりの「チキン・カライ」。北インドのスパイシーなチキン炒め煮込みだ。

▲戰献織屮襦Ε哀蝓璽鵝Ε船蝓Ε▲凜ヤル
季節の野菜を、ココナッツ、ヨーグルト、すりつぶした青唐辛子のソースで煮込む南インド、ケララ起源のカレー。今回は青唐辛子を利かせて、よりホットかつさわやかに仕上げます。

辛くておいしい「ダールカレー」といい弔發凌匹ない「ダールカレー」
ふだんは辛くないカレーを上手に辛くする方法その 6饌療な手順や使用食材は、当日、デモ調理でお見せします。辛いものと辛くないものを比較試食。

タ匹ておいしい「バター・チキン」とΔい弔發凌匹ない「バター・チキン」
ふだんは辛くないカレーを辛くておいしいものに変えるやり方、その◆今度は、日本で最も人気のあるインドカレーのひとつ、「バター・チキン」を「辛くておいしい」バージョンに変化させます。これもまた当日、デモ調理でその全貌がわかります。辛いのと辛くないのを比較試食します。

Д屮薀奪・ペパーの炊き込みご飯「ペッパー・プラオ」
 ブラック・ペパーを利かせたさわやかなスパイス炊き込みご飯

 辛さを演出するスパイスの紹介はもちろん、各スパイスを活用した料理例や参考レシピもいつもより多くなる予定。

 絶対にタメになるのは保証する。ぜひどうぞ。 


・ 各回2部入れ替え制で開催
(内容は同じ。ご予約の際にはどちらの部をご希望かをお知らせを)
【第1部】開場 11:15 / 開始 11:30 / 終了 13:00
【第2部】開場 14:15 / 開始 14:30 / 終了 16:00 ​

・参加費:3,800円 (テキスト、試食、1ドリンク込)

・会場:カフェレストラン jicca
〒151-0066 東京都渋谷区西原2-27-4 升本ビル2F奥
京王新線 幡ヶ谷駅から徒歩約5分 / 小田急線・東京メトロ千代田線 代々木上原駅から徒歩約10分    

問い合わせ、申し込みは
https://southern-spice.wixsite.com/spicesession/schedule
からどうぞ。

《このブログを書いているときのBGM》
クイーンのセカンド(1974年)
最高傑作の声もある。
https://www.youtube.com/watch?v=vRulFyRWFrY&list=PL2tMgWgIvcWlgHLog2-vv5Zrky4PmcQZf

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溶き卵で仕上げるキーマカレー

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エッグ・キーマ

 挽き肉のカレー、キーマに卵をミックスしたら「エッグ・キーマ」。

 それはそうだが、卵をどういう形態で混ぜるか? 案外これがたくさんあって迷う。

 ゆで卵、丸ごと一つをドボン。同じゆで卵だが、刻んで混ぜれば、さらにキーマともども味がなじむ。
 
 キーマカレーの上に生卵を割り入れ、固まるまでフタをして加熱。ムンバイあたりで見かける、列記とした本場の味。

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 ナスと赤パプリカ入りのキーマに溶き卵を割り入れ、かき混ぜながら加熱。卵がトロトロしたら火を止める。スクランブル・エッグ・キーマとでもいうべきか。

 キーマや野菜の風味、スパイスの香りが卵に浸み込み、そんな卵が全体を包み込んで、さらに美味。

キーマカレーに溶き卵、一度はお試しいただきたい家庭の味だ。

★「エッグ・キーマ」は明日のサザンスパイスレッスンにも登場します。
詳しくはコチラをどうぞ。

レッスン参加希望の方は下の「サザンスパイス」サイトまたはやはり下記『誰も知らないインドカレー』からどうぞ。

《このブログを書いているときのBGM》
クイーン『シャー・ハート・アタック』(1974年)
サードアルバム。私にとってクイーンはここまで。
https://www.youtube.com/watch?v=BUt_7TQCWtU

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「インドツアー2019」はマンガロール、クールグなど探訪

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9月21日~29日

画像をクリックすると拡大できます。

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 別途。詳細解説します。
 皆さんのご応募お待ちしています。

 よろしくお願いいたします。

クッキングスタジオ「サザンスパイス」
渡辺玲

クッキングスタジオ「サザンスパイス」6月のスケジュール

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東京西荻窪にあるクッキングスタジオ「サザンスパイス」の料理教室、6月のスケジュールはこんな感じです。


申し込みは下の「サザンスパイス」あるいは「誰も知らないインドカレー」の各サイトからどうぞ。

スケジュールの詳しい説明は別ページで。

よろしくお願いいたします。

《このブログを書いているときのBGM》
クイーン『シアー・ハート・アタック』(1974年)
サードアルバム。
https://www.youtube.com/watch?v=BUt_7TQCWtU

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本日6日発売『料理通信』はヴィーガン特集。私も出ています。

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6月6日

 数ある料理系・グルメ計雑誌の中でも、毎号独自の個性を放ち、印象深い『料理通信』の最新7月号は、本日6日発売。

 で、今回の特集が「肉好きも虜にする、みんなのヴィーガン」。

 これまで、ベジタリアン系雑誌などでは特集もあったが、一般書店でふつうに入手可能な料理雑誌で正面からヴィーガンを取り上げたのは、これが初めてではないだろうか。

 内容は想像以上に多彩で、イタリア、台湾、インドなど各国料理におけるヴィーガンの在り方から、ヴィーガンでおいしく調理するのは難しいであろうラーメンやそうめんのヴィーガンバージョン、そして酒の肴やスイーツまで多岐にわたり、掘り下げ方もそれぞれに深くマニアック。レシピは総計55も掲載されているようで、いずれもおいしそうだ。

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涼やかな表紙もイイ。

 私も、4ページをいただき、ヴィーガンインド料理のレシピを5品紹介。南インドのナスの混ぜご飯「ワンギ・バト」や、先日『LOVE INDIA 2019』でも披露した「ベジタブル・クルマ」など、いずれもおすすめだ。

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 写真は美しく、レイアウトもセンスのよさを感じさせる。

 今特集のタイトルにある「肉好きも虜にする」というワンフレーズ。これがあるとなしでは、説得力がまるで違うだろう。
 インドのベジタリアン料理もそうだが、肉好きが肉無しでも物足りなさなく満腹になれるのが、優れたヴィーガンメニューだと思う。
 
 インド料理やカレーファンはもとより、中国からアフリカ、南米まで、世界のエスニック料理に興味を持つ方なら、「買い」の一冊だと思う。
 少なくとも、ぜひ、本屋さんで手に取っていただきたい。

《このブログを書いているときのBGM》
キング・サニー・アデ『シンクロ・システム』(1984年)
 暑くなると聞きたくなるアフリカ音楽の名盤の1つ。
https://www.youtube.com/watch?v=wlPdmAlrJBw
 いい音楽は全然古くならない。

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15日(Sat)サザンスパイスで「インドの居酒屋」やります

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今度の土曜日、クッキングスタジオ「サザンスパイス」で「インドの居酒屋」やります。


「インドの居酒屋」 6月15日 18時頃~22時頃

 渡辺玲のつくるインド料理を食べながら、飲み、語る。本場の味を堪能しつつ、勉強にもなるお得な食体験をお楽しみください。

『予定メニュー(仕入れの都合等で変更する可能性あり)』
1.自家製スプラウトのサラダ
2.魚のピックル
3.季節の野菜の南インド流バジ(ふんわりとした衣のスパイシーなフリッター風揚げ物)
4.エビとオニオン・パコラ(叩いたエビと赤タマネギ、ハーブ、スパイスなどのスパイシーなかき揚げ風
5.ミント、香菜、青唐辛子などの南インド式グリーン・チャツネ
6.南インド式生トマトのチャツネ
7.クルクリ・ビンディ(スパイシーな衣でオクラを揚げた北インド料理)
8.チキン65(スパイス風味の鶏唐揚げのチリソース風味仕上げ)
9.バジやパコラにかけても美味なサンバル(南インドの代表的カレーで、野菜入り豆カレーと訳される)
10.サンバル・ライス(サンバルとご飯を小鍋で煮込む「インドの雑炊」)
11.ラッサム(南インドを代表するベジタリアンスープカレー)
12.ラッサム・ライス(ラッサムとご飯をサッと煮合わせた「インドのリゾット」)
13.キュウリのパチャリ(南インド式野菜とヨーグルトの和え物。ラッサム・ライスやサンバル・ライスにかけたり、混ぜたりしても美味)
14.ウェルカム・ドリンク「シカンジ」(スパイス、ハーブ風味のソルティ・レモン・ウォーター)
15.食後のチャイ(今回は路上の名店タイプ。牛乳少なめ、茶葉多め)

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 エビとタマネギのパコラ

★5.400円(ビールとソフトドリンクは少し用意します。たくさん飲む方は、お手数ですが、ドリンク持参してください)
★通常のレッスンはありません
★お申し込みは通常のレッスンと同じく、「サザンスパイス」のサイトか、私の個人サイト「誰も知らないインドカレー」からどうぞ。

《このブログを書いているときのBGM》
ドアーズのデビュー盤(1967年)
 基本。
https://www.youtube.com/watch?v=Qi324ncQyRg

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「インドツアー2019」今回の見どころ、食べどころはコレ

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9月21~29毎年恒例の「インドツアー」、去年はインド最大の胃袋ともいえる「ムンバイ」のうまいもの巡りをメインに実施したが(おっと、よくよく見たら、さらに前年も含め、食事レポートが不完全のままだった。申し訳ない。少しずつ書き足そう)、今年はもともとファンの多い南インド中心。訪問地とその魅力を順にご紹介しよう。

★マンガロール
 南インド、カルナータカ州の港町。私は1980年代後半にはじめて訪れた。独特の料理スタイルで、インドのグルメたちの間では昔から評判が高い。
 まずは何といっても「マンガローリアン・シーフード」と呼ばれる海鮮料理が魅力的。魚、エビ、カニ、イカなどを各種スパイス、コカムやタマリンドの酸味、ココナッツの甘味を利かせて多彩に調理する。「バター・ガーリック・プローン」「バター・ガーリック・クラブ」などもイケる。
 肉や野菜のカレーなら、「ガッシ」と呼ばれるご当地カレーがおすすめ。やはりタマリンドの酸味とココナッツの甘味が活躍する。「ギー・ロースト」と呼ばれるマサ―ラー系メニューもはずせない。
 主食系では、コメをすりつぶした生地で作る「ニール・ドーサ」が有名。マンガロールのカレーによく合う。また「プンディ」というライスボールもこの地独特で、朝食などでよく見かける。

★クールグ
 南インド、カルナータカ州にある県の名称。「コダグ」とも呼ばれる。「インドのスコットランド」とも評される、風光明媚な避暑観光地であるとともに、独自の食文化で、世界のディープなインド料理ファンにその名を知られる(日本ではかなりマイナーだが)。
 何といっても「クールグ・パンディ・カレー(マサーラー)」と呼ばれるポーク・カレーが有名。ほかに、豚肉に内臓や豚耳などを足してスパイス炒めにした「パンディ・フライ」なども美味。
 インドの豚肉料理といえば、ゴアの「ポーク・ビンダルー」が、世界中のインド料理ファンに有名だろうが、ビンダルー同様、酢を使って調理する(コカムからつくる「カチャンプり」というご当地ビネガーが有名)、クールグのパンディ・カレーも、この先、日本でも興味を持つ人が増えるかもしれない。いち早く現地の味を体験して、損はないだろう。
 一方、ベジタリアン向けには、クールグの「たけのこカレー」は要チェック。たけのこを細かく刻み、ココナッツ、タマリンド、そして各種スパイスの入ったソースで煮込む。日本のたけのこでも再現できるので、来年の春を目指し、先に本場の味わいを体験するといいだろう。

★マイソール
 南インド、カルナータカ州南西部に位置する古都。かつて、この地を支配したマイソール王朝のつくりだした料理スタイルが現在も生きており、「マイソール・サンバル」「マイソール・ラッサム」など、この地ならではの美味が楽しめる。
 サンバルとコメを合わせて煮込む「サンバル・ライス」を独自の解釈で分解再構築した「ビシ・ベラ・バトBISI BELE BATH」や、日本人の味覚ではなかなか思いつかないであろうナスの混ぜご飯「ワンギ・バトVANGI BATH」など、コメを使った料理にも冴えが感じられるし、マトンやチキンなどノンベジ・アイテムにも魅力的な逸品が多い。
 スイーツ好きなら、ヒヨコ豆の粉末、ギー、砂糖でつくる「マイソール・パク」は絶対にハズセない。チェンナイの「クリシュナ・スイーツ」が、私のフェイバリットの一つだが、さすが本場には美味なマイソール・パクがたくさんある。

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 クリシュナ・スイーツのマイソール・パク。
★バンガロール
 南インド、カルナータカ州の州都。チェンナイとともに南インドを代表する大都市であり、チェンナイやマドゥライなどのタミル料理とはひと味異なる「カルナータカ料理」の中心地としても、その存在感はバツグンだ。
 大都市だけに、一流ホテルや高級レストランから家庭料理まで、バラエティに富んだおいしいメニューを旅行者も体験しやすい。今回も五つ星ホテルから家庭のキッチンまで、いろいろな所を訪問する予定。

 2016年の「インドツアー2016」でもバンガロールは訪れたが、このときとりわけ参加の皆さんに好評だったのが「シバジ・ミリタリー・ホテル」。ノンベジのローカルレストランだが、ビリヤニ、カレーほか、どれも美味で印象深かった。できれば、今回も来訪したい。

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 バンガロール、シバジのビリヤニ。

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 バンガロール、シバジのマトン・ペッパー・フライ。

★デリー
 実質、最終日の半日程度しか滞在しないが、最後のランチはここデリーで。となると、やはり〆は「カリム・ホテル」か。これまでも、連日の多食大食から胃袋が悲鳴を上げるかと思いきや、嬉々として食べまくるツアー参加の皆さんの姿を目撃し、この店の偉大さに感心したことが何度もある。今回も同じパターンか。

 ほかにも、おいしくためになる料理教室や外食店舗の厨房見学、マーケットやバザールの散策、スパイスをはじめとした珍しい食材、料理本、調理器具、Tシャツなどの買い出しなど、いろいろな企画が盛りだくさん。絶対にお得なツアーである。

 特に、迷っている方は、ぜひご参加すべき。よろしくお願いいたします。

 ツアー申し込み書請求・問い合わせは、
インダストラベル株式会社
担当:ミシュラ様
連絡先メール industokyo@indus-travel.com
090-8330-2002
101-0048
千代田区神田司町2-6 原ビル2階
TEL 03-6409-1982 FAX 03-6402-1983

申込書記入並びに申込金50000円支払いの上、下記にメールかFAXで申込みを
→6月3日締め切りとなっていますが、まだ間に合います。
→残金を7月31日までにお振込みください。

振込先
みずほ銀行 浜松町支店 普通 1608313 インダストラベル株式会社

《このブログを書いているときのBGM》
ドゥービー・ブラザース『キャプテン&ミー』(1973年)
 初期のドゥービーズ、カッコよかった。
https://www.youtube.com/watch?v=yk9G5COtOoc
 イントロのリフ一発で盛り上がる名曲

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28日と29日の「サザンスパイス」レッスン、内容決めました。

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6月28日(金)、29日(土)

 東京、西荻窪にあるクッキングスタジオ「サザンスパイス」の今月スケジュールのうち、諸般の事情で決めていなかった上記2日のメニューがようやく決定。以下はスケジュールサイトからの抜粋。

28日(Fri)
【本格インド料理 南インドのちょっと珍しいメニュー 11~14時】
1.チキン65
 スパイスの下味をつけた鶏肉を揚げ、さらに各種スパイス、しょうゆ(現地では「たまり」に似た「中国しょうゆ」をよく使います。今回は日本の濃い口しょうゆを使用)、東南アジアの「チリソース」(今回はカルディで入手できるタイ製チリソースを使用)などを煮込んだスパイシーなソースを絡めて仕上げる南インド発「インディアン・チャイニーズ」の代表的メニュー。

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 チキン65。なぜこのようなネーミングなのかは、諸説ある。

2.南インドのトマト・ライス
 生トマトやスパイスを煮詰めたソースで、白いご飯を混ぜて仕上げる「ミックスライス」の銘品。完熟トマトのおいしいこの時季、特におすすめです。
3.冷製ラッサム
 そのままスープとして飲んで美味。トマト・ライスや白いご飯にかけても、これまた美味。夏場にうれしい、テンパリング以外、加熱調理不要のスープカレーです。


29日(土)
【「スパイシーカフェ開業指南講座」 今、これが食べたい   11~17時】
1.アチャーリ・チキン
 インドのピックル(マンゴー、チリ、ライムなど)に使うスパイスオイルの手法を利用して、バツグンの風味に仕上げるチキン・カレー。最近、個人的にも最もおすすめなレシピの一品。
2.パイナップル・カレー
 南インド、ケララなどで有名な「フルーツ・カレー」のテクニックを用いた、ヘルシーカレー。
3.ワンギ・バト
 雑誌「料理通信」7月号のヴィーガン特集でも好評だった、ナスの混ぜご飯。

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 ワンギ・バト。

4.ゴーヤーのマサ―ラー・クートゥ
 野菜を挽き割り豆やココナッツと煮込むのがクートゥの基本ですが、そこにスパイスなどをたっぷり合わせ、仕上げます。日本では、あまり食べられないメニューだと思います。
5.インドの冷やしおしるこ 
 挽き割り豆やナッツのミルク煮込み(北インドでキール、南でパヤサム)デザートを食べやすくアレンジ。夏は冷やして美味なスイーツです。
6.インド式ソルティレモネード
「シカンジ」と呼ばれる、インド式レモン水ドリンクの簡易バージョン
★長時間レッスンにつき受講料は10.800円
★「スパイシーカフェ開業指南講座」の参加者→開業予定者はもちろん、開業とは関連なく料理のレパートリーを増やしたいという方まで、全国津々浦々からインドカレー好きが西荻窪に集まります。

 ということで、多くの皆さんのご参加お待ちする次第。
 よろしくお願いいたします。

《このブログを書いているときのBGM》
ザ・ローリング・ストーンズ『12×5』(1964年)
特にB面が好きだ。
https://www.youtube.com/watch?v=HAU38NnLxh4

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クッキングスタジオ「サザンスパイス」7月のスケジュール

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6月30日

 東京西荻窪にあるクッキングスタジオ「サザンスパイス」の7月レッスンスケジュールはこんな感じだ。


 生徒各位のリクエストなどを鑑み、今年の7月8月は、例年以上に「ドーサ」類、あるいは「ワダ」といった「ティファン(南インド料理独特の軽食。ボリュームや内容の充実ぶりからすれば、「軽食」の域を超えているのは、いうまでもない)」のレッスンに力を入れることにした。

 ドーサの多くは生地を発酵させてから調理する。具体的には、コメやウラド・ダールを一定時間水に浸けた後、ペースト状にすりつぶし、それを一晩から丸一日、冷蔵庫などに入れず、室温あるいはそれ以上の高温になる場所に放置する。発酵すると、生地はブクブクと泡を出し、ときにステンレス製の角ポットやタッパーウェアなどの容器に入れておいたものが吹きこぼれた状態になったりする。

 うまく生地が発酵しないと、できたドーサの味がわるいばかりか、焼き色もおいしそうにはつかないし、かみしめたときの食感も違う。

 うまくドーサの生地を発酵させるには、温度管理が大事だ。具体的には、放置した場所の温度が30℃以上あることが望ましい。

 というようなことをていねいに解説しながら、レッスンする。ちなみにドーサの場合、よく発酵した生地は焼き上げる鉄板の上で伸びにくい。インドに行くと、ドーサ屋台の調理人が見事な手さばきで次々ドーサの生地を伸ばしていくのに見惚れ、自分もできそうな錯覚に陥るが、やってみると、全然うまくいかないことに気づく。このときも鉄板の温度管理がものをいうのだ。

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 チェンナイにて。家庭用的な設備で焼いても、本場はやっぱり本場ぽい。

 ちなみにこうしたことについて、正しく、わかりやすく書かれた和書はないと思う。それを実現するのも、私の使命の1つであると考えるが、まだそれ以前に仕上げなくてはならない原稿が複数ある。

 話がそれた。7月はドーサやワダのほか、例えば「ポーク・ビンダルー」「チキン・ド・ピヤズ」「ニルギリ・コルマ」といった全世界のカレーファンに人気のカレーもレッスンする。特にビンダルーは、マストというか、絶対のおすすめだ。

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 ゴアの料理名人、メリッサ先生のポーク・ビンダルー。カシミーリ・チリ・パウダーをたっぷり使うので、色が赤い。

 これら3品はノンベジだが、ベジタリアン向けには、例のドーサやワダのレッスン、そして16日30日の「ナスのマサ―ラー詰め煮込み」「オクラのタミル式煮込み」「カボチャのクートゥ」もおすすめだ。

 あと、23日のレモンカレー。これも前から評判だ。

《このブログを書いているときのBGM》
ゆらゆら帝国『ミーのカー』(1999年)
日本のロックバンドとしては数少ない「ホンモノ」な存在感のある人たち。
https://www.youtube.com/watch?v=NbUPmZuamQw

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18日「新宿中村屋」コラボレーションディナーはマストで行くべし

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7月18日18時開場

 インド人から直接教わったレシピを大事に育て上げ、今や日本を代表する「インドカリー」に発展させた「新宿中村屋」(敬称略、以下同じ)。その実力はまさにホンモノで、インド料理専門店ではないのに関わらず、鶏肉の扱い、スパイスの活用法、ヨーグルトの使い方など、インド直伝のノウハウが生かされており、私も食べるたびに感激する。

 そんな日本を代表するカリーメーカーと私、渡辺玲がコラボしてディナーの宴を開くことになった。
 題して「時代(とき)を超え 新宿でコルカタを感じる カリーの宴」。

【予定メニュー】(多少の変更あるかもしれません)
◎アミューズ
ゴーヤーゼリー

◎スターター盛り合わせ
ボンベイ・パオバジ マッシュポテトとトマトのカレーに生タマネギとレモン、香菜の薬味を添え、パンにのせて召し上がっていただきます。
チャナ・チャット ゆでたヒヨコ豆と野菜をスパイスで和えたデリーのストリートフード。ケチャップをかくし味に使います。
オニオン・パコラ スパイシーなインド式かき揚げ 南インドのジンジャー・チャツネを添えます
そのほか、計4~5品

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 チャナ・チャットの一例

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 パオバジ

◎スープ2種
ペッパー・ラッサムの冷製仕立て アツアツのラッサムをつくってから急速冷蔵。透明なグラスに入れ、爽やかな冷製スープとして召し上がれ。
ムリガタニー・スープ 日本では無名、しかし世界中のインド料理ファンには昔から有名なイギリス生まれのインド料理。サンバルとラッサムのおいしさにヤラレた英国人がそれらを再現しようとしたら、間違えてできてしまったという、美味で珍しい(日本では)スープ。こちらは温製で。

◎本日の魚料理
ベンガル風マスタード・フィッシュの白目米レモン・ライス添え マスタード・シードをすりつぶした自家製マスタード・パウダー入りカレーソースで白身魚を煮込んだベンガルの代表的メニュー。新宿中村屋特製白目米でつくったレモン・ライスといっしょにどうぞ。

◎本日の肉料理
イベリコ豚のインド製黒ハチミツ(ハンティング・ハニー)マリネ・ロースト 南インドのコリアンダー・チャツネ添え

◎カリーの饗宴
コールマン・カリー 新宿中村屋ならではのスペシャルなチキン・カリー
チングリ・マライ ベンガル式エビのココナッツミルクカリー
ムング・ダール・カリー 挽き割り緑豆を風味豊かに煮込んだ、滋味深いマイルド・カリー
野菜のチョッチョリ ベンガル式季節の野菜の香味炒め蒸し
ライスは日本の白目米、インド・ベンガル地方やバングラデシュで穫れる貴重なチニグラ米の2種をご用意。食べ比べてください。

Ε妊供璽
スイート・ポンガル 南インドで年に一度1月に開催される「ポンガル祭」で供される、コメのミルク粥。
シュリカンド ヨーグルトを水切りしクリーム状に仕上げたスイーツ。

◎飲み物
マサ―ラー・チャイ カルダモンとショウガたっぷり 

 今回は新宿中村屋に、そしておそらく日本に初めて現代的な本物のインドカリーをもたらした、ラス・ビハリ・ボース氏に敬意を表し、氏の出身地であるベンガル地方の郷土料理をいくつか用意した。

 自分でいうのも何だが、インド料理ファンならば、このメニューを食べないと絶対に後悔すると思う。それくらい、新宿中村屋の皆さん、そして私も、気合が入っている。

 食事の合間は、私がいろいろしゃべらせていただくことになっている。
例えば
新宿中村屋のカレー史における位置づけ
新宿中村屋のカリーのどこが、どのようにスゴいのか
新宿中村屋と渡辺玲の(意外な)関わり
ベンガル、コルカタ(カルカッタ)の食に関する魅力
本日のメニューについて
最近のカレートレンド、今後ブレークしそうなもの
などなど。

 何度もいうが、今回は絶対食べた方がイイ。後悔すること必至だ。

 会場、時間、料金等はコチラを参照

申し込み、問い合わせは
新宿中村屋8階 グランナ 03-3352-6167

 
《このブログを書いているときのBGM》
クリーム『グッバイ・クリーム』(1968年)
 音楽はもちろん、ファッションそしてバンド名がカッコいいと思った。
https://www.youtube.com/watch?v=gSpW6MePb10
 ジョージ・ハリスンとクラプトンが組むといかにも、というサウンドが心地よい。

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私の4月新刊のタイトルにある「スパイスカレー」の意味

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7月某日

 最近の料理系雑誌、女性誌、情報誌等見ると「スパイスカレー」という言葉のオンパレードである。また、いわゆる「料理書」においても、拙著『カレー&スパイス伝道師がおしえる 四季の食材でつくる スパイスカレー入門 』(スタンダーズ)をはじめとして、「スパイスカレー」に関するものが目白押しだ。

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 私はカレーに関する自著において「この本における『カレー』という語の定義」を必ず記載するよう心掛けている。そうしないと読者の皆さんが混乱するし、書き手としても系統だった、そして論理的な記述がしにくくなるのだ。

「スパイスカレー」についていうと、その意味が明記された料理書や雑誌は案外少ない気がする。記載内容などから察するに「ルウやカレー粉は使用せず、スパイスで調理されたカレー」の総称として、この語が使われている感が強い。

 であればインド料理、パキスタン料理、ネパール料理、バングラデシュ料理、スリランカ料理という「南アジア料理」のカレーはもちろん「スパイスカレー」だし、タイ料理の「ゲーン」やミャンマーの「チェッターヒン」なども皆「スパイスカレー」のはずなのだが、これらを除外している雑誌や本もあり、ややこしい。

 ちなみに拙著『カレー&スパイス伝道師がおしえる 四季の食材でつくる スパイスカレー入門 』(スタンダーズ)では、冒頭において、

 スパイスをエッセンスとしたインド料理の調理術と、日本ならではの四季を彩る食材を無理なく融合させ、おいしくてヘルシー。それが、私の考える「スパイスカレー」です。
 ルーは不使用、あくまでスパイスを使って調味したカレーを意味する、広い意味でのスパイスカレーという語とは少しばかりニュアンスが異なるわけです。

 と書いている。

 世間一般の「スパイスカレー」とは明確に意味が違うのだが、お買い上げの後でもいいので、その点に気づいていただけるとうれしいものだ。

《このブログを書いているときのBGM》
『ジョン・メイオールズ・ブルース・ブレイカーズ・ウィズ・エリック・クラプトン』(1966年)
 1966年7月22日にリリース。高校の頃、コピーした。
https://www.youtube.com/watch?v=rUUEtCBhn_Q

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本場仕込みのチェティナードゥミールスを吉祥寺で

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 私の友人でもある、南インド、チェティナードゥ料理の名シェフ、マハリンガムさん(マハさん)の「シェフ歴30周年記念」を自らお祝いする「ノンベジミールス」の宴を、以下の日程で、現在、氏が腕を振るう吉祥寺の人気店「築地スパイス食堂かぶと」で行うこととなった。

日時 7月30(Tue)、31(Wed)、8月1(Thu)日
   原則17時30分から、19時30分からの2部制

場所 吉祥寺「築地スパイス食堂かぶと」
   武蔵野市吉祥寺南町2-4-3 土田ビル1階
   https://www.instagram.com/kabuto_2018/?hl=ja

予約電話番号 0422-24-8844


【予定メニュー】
ノンベジミールス @3500円(一部を除き、過半数のアイテムは食べ放題)
★ベジタリアン対応可能。詳しくは電話で。 

 ミニラッシー
 インド米ライス
 サンバル
 クラブ・ラッサム→カニのラッサム
 ミックス・ベジタブル・ポリヤル
 キーライ・クートゥー→青菜のクートゥー(私が試食した際はツルムラサキ使用)
 レモン・ピックル
 トマト・チャトニ
 アッパラム
 チェティナードゥ・クラブ・フライ→ワタリガニのスパイス炒め
 チェティナードゥ・マトン・カレー(グレービー)
 チェティナードゥ・マトン・ペッパー・フライ(セミドライ)
 ほか

ドリンク(上記ミールスとは別価格)
 マハさん特製ラッシー
 マハさん特製チャーイ
 マハさん特製ラムカクテル
 ほか

 12席の小さな店なので、予約はお早めに。

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《このブログを書いているときのBGM》
CACTUS『ONE WAY OR ANOTHER』(1971)
 70年代アメリカンハードの大傑作。
https://www.youtube.com/watch?v=fKpbxGKzmYI

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4日大阪で南インド料理教室、3日は西宮「アカーシュ」食事会

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8月3日4日

 今週末、ひさしぶりに関西にお邪魔する。

 3日。西宮「アカーシュ」で食事会(敬称略。以下)。翌4日開催の「第27回 渡辺玲の関西インド料理教室」に先立つ前夜祭的企画。

「アカーシュ」は北インド料理の人気店として名高いが、ネパール料理の名店でもある。前回伺った際、インド料理とネパール料理のダブルコースで、その内容、ポーション両方の絶妙な充実ぶりに感激したが、おらく今回も新たな感動を味わえる夜になるだろうと期待している。

【今回のお店】
インド・ネパール料理レストラン「アカーシュ」
【場所】
西宮市門前町7-26(阪急門戸厄神駅下車徒歩8分)
https://www.facebook.com/akashsora28/
https://retty.me/area/PRE28/ARE103/SUB10301/100000417104/
【時間】
19時~21時30分
【参加費】
3500円(ラッシー、チャイつき)

★申込み方法
「サザンスパイス」トップページの「レッスン」をクリック。
「受講料」にある「予約フォーム」に記入の上、送信のこと。
ご希望の月日→8月3日
時間帯→午後
講座名→アカーシュ食事会
とお書きください。

参加決定の方に順次ご連絡します.
★無断欠席、前日当日キャンセルの場合、料金徴収します。
最悪でも、欠席せず、ピンチヒッターを立てておいでください。

よろしくお願いいたします。

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 前回は11月来訪。秋にふさわしい焼きナスのカレー「ベーガン・バルタ」も美味だった。
   

 4日。定例の「渡辺玲の関西インド料理教室」、第27回目。今回は「南インドのミールス」がテーマ。

【予定メニュー】
∥膾とパプリカのサンバル
南インドベジタリアン料理を代表するカレー「サンバル」を本場並みにおいしく仕上げます。
▲肇泪箸肇澄璽襪離薀奪汽
サンバルと並び賞される南インドのスープカレーを、これまた本場と同じ美味に。
オクラのココナッツ・マサ―ラー
オクラをトマト、各種スパイス、そしてココナッツミルクで煮込むタミルナードゥのちょっと珍しいカレー
ぅ淵垢肇献礇イモ、インゲンのポリヤル
南インド、タミル式野菜のスパイス炒め蒸し、ココナッツ風味。
ほかにラッシー、ソルティー・レモン・ドリンクなど

★募集人数:約30人
★受講料:4500円(指定口座に振り込み。手数料は受講者負担)
★指定口座の番号等は申込時にメール返信して連絡。入金確認したら参加決定)
★申込み方法
クッキングスタジオ「サザンスパイス」トップページの「レッスン」をクリック。「受講料」にある「予約フォーム」に記入の上、送信のこと。
ご希望の月日→8月4日
時間帯→午後
講座名→関西または大阪料理教室

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 両日とも、まだ少し席があります。関西の皆さん、ふるってご参加ください。

《このブログを書いているときのBGM》
IKE AND TINA TURNER『THE HUNTER』(1969)
 ギターがアルバート・コリンズ。
https://www.youtube.com/watch?v=fO1zyj96q0M

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7月18日新宿中村屋とのコラボディナー 無事終了しました

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7月18日

 前にこのブログでも告知したが、この日、新宿中村屋で年に数回行われる「特別賞味会」のコラボレーションディナーのシェフとして、ご来場いただいた皆様に、新宿中村屋のシェフやスタッフ各位ともども、とっておきの料理をふるまった。

 今回、まずは新宿中村屋の誇る、というより、日本カレー界の至宝といえる二宮健総料理長兼チーフテイスター、そして現在の中村屋を仕切る石崎巌料理長(おふたりとも『LOVE INDIA』のメンバーでもあり、日頃から懇意にさせていただいているが、いっしょに仕事するのは初めて)、そのほか関連スタッフ各位とメニューについてミーティングを重ねた。そして、メニューが決まったところで、すべてのアイテムを新宿中村屋、あるいは私どちらかの担当として振り分けた上、それぞれのレシピを用意。そのレシピに従い皆で調理した。いずれの料理とも、新宿中村屋、あるいは私ならではのノウハウが生かされ、新宿にコルカタの風が吹き抜けるような、逸品ぞろいのディナーになった。


 この日のメニューから少しばかりご紹介しよう。私のレシピで調理したものだ。


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 ベジタリアンなスターターの盛り合わせ。
 左上が「パオバジ」。マッシュポテトとトマトのカレーに生タマネギ、香菜をトッピングし、レモンを絞って召し上がっていただく。
 右上は「オニオン・パコラ」。ヒヨコ豆の粉末であるベースンの衣がふんわりしているのが北インド、サクッとしているのが南インドだが、今回は南インドのスタイル。
 左下は、ヒヨコ豆とジャガイモ、タマネギ、キュウリ、トマトなどを和え、スパイシーに味つけした「チャナ・チャート」。コルカタでもストリートフードとして名高い。

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 南インドを代表するカレーの一つ、「ラッサム」を冷製にして、涼やかなグラスにいれてみた。インドの先鋭的なレストランや五つ星ホテルのダイニングなどでよく見られるアプローチだが、自分がやるとは思わなかった。

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 この日はスープを冷製と温製2種類お出しした。温製は「ムリガタニー・スープ」。南インドのサンバルやラッサムを気に入ったイギリス人が帰国後自作しようと試みるうちに偶然できたのが、これだとのこと。日本ではまったく無名だが、イギリス、インドはじめ世界のインド料理ファンにはよく知られた、イギリス生まれのインド料理。

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 「マスタード・フィッシュ」。中村屋に本場のベンガルカレーをもたらしたラス・ビハリ・ボースの故郷、インドのベンガル州のスタイルによる魚のスパイス煮込み、新宿中村屋特製「白目米」のレモンライス添え。

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 メインのカリー、ライス、薬味類。
 カリーは中村屋特製「コールマンカリー」、ベンガルのエビカリー「チングリ・マライ」、やはりベンガルで食べるとおいしい「ムング・ダール・カリー」、ベンガル式野菜香味炒めの「チョッチョリ」。
 ご飯も中村屋特製「白目米」とバングラデシュの「チニグラ米」を用意。食べ比べていただけるようにした。
 また「薬味」として、「キャロット・ラペ風ニンジンのクミンサラダ」「ナスとジャガイモのベンガル風サブジ」。
 カリー、ご飯、薬味はインド式にお代わり自由としたのだが、さすがというか、皆さんなかなかの食べっぷり。

 その後、南インドのミルク粥デザート「スイート・ポンガル」や特製チャイなどをお出しし、料理の提供は無事終了。

 料理がサーブされ、お客様が召し上がっている間、私は「カリー」「インド料理」そして「新宿中村屋」などテーマにトークを展開。

 まだまったくエスニックなカレーと縁のなかった学生兼バンドマンの頃、新宿中村屋のカリーライスをいただき「ウマいなあ」とともに「高級だなあ。いつかこれが好きなときに食べられるようになれば、オレも一人前だな」などと思ったこと。

 それが、だんだんカレーやインド料理、それも本場のディープな世界を知るにつけ、新宿中村屋のカリーがいかに本場インドのカレーづくりの伝統技法を正しく継承し、さらに独自の解釈や工夫を加えることで「日本式インドカリー」の大傑作となっているのか、そうしたこともおのずと理解でき、たまに食べられるときの感動によりいっそう拍車がかかったこと。

 ずぶの素人でカレー業界に入ったとき、すでに業界の第一人者であり、まさに「雲の上」的存在だった二宮健総料理長と、まさかいっしょに仕事ができるとは思わなかったこと。

 そんなとりとめのないトークのほか、現地インドの料理写真などもご覧いただきつつ、イベントは無事終了した。

 来場者の皆様、新宿中村屋のスタッフ各位に深く感謝を意識しつつ、終了後、二宮総料理長にご用意いただいた「麻婆豆腐」と生ビールのうまいことといえばなかった。

《このブログを書いているときのBGM》
MOUNTAIN『MOUNTAIN LIVE THE ROAD GOES EVER ON』(1972年)
レズリー・ウェストのギターとボーカル、今も大好きだ。
https://www.youtube.com/watch?v=fPbXDTdQs40
ライヴアルバムの1曲目のイントロというのは完全に勝負どころだが、このアルバムは何ともカッコイイと思う。タメの効いたミディアムテンポから粘っこいギター。最高だ。

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9月1日「ひとつのスパイスから料理が広がる スパイスセッション」開催

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9月1日

 都内幡ヶ谷にあるおいしいお店「ジッカjicca」をお借りして行っている料理つきトークライヴ「ひとつのスパイスから料理が広がる スパイスセッション」、その16回目の日程と概要が決まりました。

 今回のテーマは「スパイスで楽しく! アウトドアクッキング」

 屋外で楽しむバーベキュー、自然を満喫しつつ料理もウマいキャンプなどにスパイスやハーブを活用した料理を積極的に取り入れるのは、BSやCSのテレビ番組を観ていると、欧米ではそれほど珍しいことではないようです。

 しかし、ここ日本はどうでしょう。野外や屋外はおろか、屋内にある台所や店の厨房でも、まだまだスパイス使いにたけた人は少ないように思います。

だからこそ、アウトドアの料理にスパイスを持ち込むと、グッと食事の楽しさが広がるはず。そのためのノウハウを伝授しようというわけです。

【紹介予定メニュー候補(すべてを取り上げ、調理するわけではありません。ここからチョイスします)】
・チキン・カバーブ
 一口大にカットした鶏肉のスパイス焼き、ヨーグルト不使用
・手羽先のタンドゥーリ・チキン風
 こちらはヨーグルトを使う本格レシピ
・フィッシュ・マサーラー・グリル
 魚をスパイシーに食べる基本レシピ。干物なども使えます
・インド式マサーラー・オムレツ
 ブラック・ペパー、青唐辛子、トマト、タマネギ、香菜などを加えます
・チキン・ジャルフレージー
 鶏肉と野菜のスパイス炒め
・鉄板キーマカレー
 アウトドアに最適。タマネギ不要のオリジナルレシピ
・キーマカレーでタコライス
・キーマカレーの焼きそば
・生野菜、焼き野菜をつけて食べるディップ(南インドのコリアンダーチャトニ、北インドのタマリンドチャトニ、マサ―ラー・ソルトとレモン汁)
・スパイシー・ロースト・ビーフ
・チキン・ダール・カレー

【重要なトピック(これまた本番までに取捨選択します)】
・ベースになるスパイスはできるだけシンプルに→´↓の3種類が基本
・い皀弌璽戰ューには必携
・タマネギを炒めなくてもカレーはできる
・イ發なり重宝なミックススパイス
・ΝГ亙慷

 会場順路、持ち物、参加方法、そして参加申し込みはコチラまで。

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12年10月、「ヤミーズディッシュ」で野外バーベキューをしたときの設備一部

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この時の模様はテレビでもオンエアされた。タイ、ベトナム、インドのバーベキューが一堂に会した。


《このブログを書いているときのBGM》
SUEDE『SUEDE』(1993年)
バーナード・バトラーが好きだ。
https://www.youtube.com/watch?v=twoO3xYRsz0

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アジア料理ユニット『ヤミーズディッシュ』の料理教室は9月5日

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9月5日12時より

 長らくお待たせしました。
 今年はじめての「ヤミーズディッシュのアジアンクッキングクラス」をサザンスパイスで実施します。

 『ヤミーズディッシュ』はタイ料理の長澤恵、ベトナム料理の伊藤忍、そしてインド料理の渡辺玲(すべて敬称略、後も同じ)という、個性あふれる3人のアジア料理家によるスペシャルユニット。
 3人に共通するのは、それぞれの国の食文化に精通し、基本的に現地志向であること。そして、妥協のない本場の味わいへのアプローチを大切にしつつも、日本人好みのアレンジメニューなどもいともたやすく完成させてしまう柔軟性でしょうか。
 現在、各自での活動が多忙なため、定期的な合同料理教室の開催がメインの活動。少し前までは「エスニック・クリスマス・パーティ」や「エスニック野外バーベキュー」などを企画・実施し、大成功を収めたりしましたし、ムックや雑誌でも3人で登場。これからも依頼があれば、いくらでも仕事はしますので、企業やメディアの皆様、よろしくお願いいたします。


 さて、以下は9月5日に実施される料理教室に関する告知文を『ヤミーズディッシュ』のブログサイトからコピペしたもの。


2014年よりスタートしたヤミーズディッシュのクッキングクラス、2019年度の最初のレッスンは、9月5日(木)に開催致します。今年も過去にレッスンした「ひつの食材」をテーマに、3カ国の料理をご紹介するスイルで開催します。1回のレッスンで3カ国のゴーヤ料理を習得できる超お得なレッスンです!!!


9月のレッスン

9月のテーマ食材は「ゴーヤ」です。
同じ素材でぜ全く違う3品、3か国料理を
お楽しみ下さい!



<メニュー> 

タイ料理 担当・長澤恵

★ゴーヤの肉詰めスープ*トムチューマラヤッサイ

ジューシーな豚肉とプリッとした海老を混ぜてゴーヤに詰めてスープ仕立てにします。
ご飯にぴったりのおかずスープです。



ベトナム料理 担当・伊藤忍
★ゴーヤと牛肉のあえもの*ゴイ コ― クア ティッ ボー

生のゴーヤとボイルした牛肉のあえものです。ヌックマムの他チリソースも使ってほんのりピリ辛の味付けでビールにもよく合います!

インド料理 担当・渡辺玲

★南インド風ゴーヤーカレー*PAWAKKAI CURRY

ゴーヤーをスパイス、タマリンド、ココナッツなどで軽く炒めてから味が浸みるまでよく煮込んだ、シンプルな家庭料理系カレーです。

イメージ 1


<日時>

9月5日(木)12:00~15:00



<場所>
西荻「サザンスパイス」
※渡辺玲のスタジオです。
※ご予約の方には詳しいご案内をお送りします。

<レッスン料>
1名様 \8000(税込)
※レッスン当日現金でお支払い下さい。
※ご試食時のお飲み物はお水やお茶をご用意致しますが、アルコール類が飲みたい方はお一人様一本まで持ち込み可能です。



キャンセル料:ご予約成立後、開催日の4日前を切ってのキャンセルの場合はキャンセ料を頂きますのでご了承ください。
レッスン開催日~2日前・レッスン料の100%
レッスン開催日3~4日前・レッスン料の50%
※キャンセルの連絡方法などは、ご予約の方にお知らせいたします。

<定員>
12名

<レッスンスタイル>
3人の3品の料理のデモンストレーションと説明、3品の料理のご試食
※参加者の皆様の実習や片付けはありません。
<ご予約方法>

8月11日(日) 午前10:00よりご予約スタート
※上記日時より前に届いたメールは受付できませんのでご注意下さい。

下記のメールアドレスに必要事項を記載してメールをお送り下さい。
(メール担当:伊藤忍)
メールアドレス yummysdish@gmail.com
※メールアドレスが昨年秋から変わっておりますので、ご注意下さい。

,申込み者のお名前
⊃与堯癖数の場合は全員のお名前も)
E渡暖峭罅癖数の場合は全員の電話番号も、できれば当日連絡の取れる携帯電話の番号)

ぅ筌漾愁困離瓮鵐弌爾龍擬爾離譽奪好鵑亮峽亳海陵無(こちらの回答で特に優先などはありませんが、参考として)


※メールは先着順に受け付けさせて頂きます。予約開始時間前に到着のメールは無効となりますのでご了承ください。
※料理教室のレッスンをしながらメールの受付をしておりますのでご返信までお時間を頂く場合もございます。もし3日経過してもお返事がない場合はサーバーの不具合などでメールが未着の可能性もありますので、再度ご連絡下さいませ。

※各講師など別のアドレス宛のお申込みは受け付けできませんのでご了承ください。
※メールに記載が必要な事項に漏れがある場合は、その場でご予約成立とならない場合もありますので、必ず記載内容のご確認をお願い致します。
※定員に達し次第、締め切りとさせていただきます。


<その他>
・ご予約成立後、ご連絡なしのキャンセル(無断欠席)の場合は次のレッスンのご予約をお断りする場合もありますので、必ずご一報下さいませ。
・実習スタイルではないため、食べられない食材がある場合など、当日お知らせ頂いても抜く事ができない場合があります。お申込み時に必ずご一報お願い致します。ただし、その食材がその料理の基本食材になっている場合は、抜く事が出来ない場合もありますので、お申込み前にお問い合わせをお願い致します(特に食材のアレルギーがある方などはご注意ください)。

皆様のご応募をお待ちしております!

以上。アジア料理に興味ある方には絶対のおすすめ。中には、通常の料理教室の席をゲットするのは至難という
料理家もいます(私ではありません)から、『ヤミーズディッシュ』の料理教室はある意味プラチナチケットです。

《このブログを書いているときのBGM》
THE ERIC BURDON BAND『SUN SECRETS』(1974年)
アニマルズの頃ばかりが評価されているが、その後も音楽の質は常に高いエリック・バードン。特にこのバンドはカッコよかったが、まるで話題にならなかったのが残念。
https://www.youtube.com/watch?v=DbEHcAaM8S4


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母の死

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9月26日

 私事で恐縮だが、今日の朝、長野県上田市に住む母が老衰のため亡くなった。満85才。私も現地に行き、対面した後、葬儀の段取り等打ち合わせてきた。

 4年前亡くなった父とは終生何かと意見が合わない私だったが、そんな父親との連絡調整役はじめ、母にはいろいろ力になってもらった。

 音楽を辞め、料理の世界に入ったのも、我が家の台所で料理をする母親の姿をずっと眺めてきた影響があったのは間違いないと思う。

 特に凝ったものをつくるのではないが、すべて美味だった。そう、母の料理で美味しくないものが食卓に並んだ記憶は一度もない。これはたいしたことだと思う。自分自身の料理人人生と比較しても、すごいことだ。生まれてから一人暮らしを始める20才前まで、いつもおいしい母の手料理があって、私は満足だった。

 先日、ふと思い立って「塩むすび」をむすんでみた。昔、母がつくったのは、何の変哲もないのにバカウマだった。なぜか、それを再現したくなったのだった。インド料理やカレー、スパイスなら動じない私だが、母の「塩むすび」をイメージしてやってみたものの、出来映えは遠く及ばなかった。

「どうもありがとう」

 母に感謝。

イメージ 1
 昼に食べた蕎麦の名店「草笛」の「冷やしたぬき蕎麦」。この状態では、いっさい蕎麦つゆはかかっていない。これからたっぷりつゆをかけていただくのだ。


★レッスンそのほか仕事は、明日以降もすべて完遂します。基本、休みませんので、ご安心ください。


《このブログを書いているときのBGM》
MOUNTAIN『AVALANCHE』(1974)
マウンテンの実質ラストアルバム。評価は低いが、私は好きだ。
https://www.youtube.com/watch?v=qZwzUMrOUfo


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9月1日「スパイス・セッション」10月20日に変更のお知らせ

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 今度の日曜日1日開催予定の「ひとつのスパイスから料理が広がる スパイスセッション」アウトドア・クッキング編は、都合により10月20日に延期変更させていただくことにした。参加予定の皆さん、関係各位には迷惑をおかけするが、ご容赦いただきたい。10月には、さらに充実した内容で実施するので、乞うご期待だ。

 9月1日、スパイス・セッションの代わりに、以下のようなレッスンをサザンスパイスで行う。

【ビリヤニ講座 おいしいシュリンプ・ビリヤニにトライ 14~18時】
予定メニュー
1.シュリンプ・ダム・ビリヤニ
 おいしいヨーグルトベースのエビカレーをつくり、パラパラのバスマティ・ライスをパスタのようにゆでて用意。両方を層にして鍋に敷き詰め、蒸し焼きして仕上げます。

2.ビリヤニによく合うオニオン・ライタ
 ヨーグルトと野菜のミックスサラダですが、ふつうの料理書にはない、美味に仕上げるポイントも伝授します。

3.超かんたんラッサム
 南インドを代表するスープカレーを、シンプルで超お手軽なレシピでつくります。味は妥協無しの本場そのもののスタイルです。

★@5400円

 申し込みは通常のサザンスパイス・レッスンと同じ。ふるってご参加いただきたい。

イメージ 1
 シュリンプ・ダム・ビリヤニとライタ。どちらもバツグンだ。

《このブログを書いているときのBGM》
PARIS『PARIS』(1976年)
サザンスパイスのBGMでもヘビロテな1枚。「次世代のツェッペリン」といわれたサウンドが楽しめる。
https://www.youtube.com/watch?v=62AX-et_NeM
 曲名も含め、ツェッペリン的。

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★個人サイト/~masala/ 『誰も知らないインドカレー』からも、「サザンスパイス」レッスンスケジュールや参加申込みは可能!





★アジアン料理ユニット『ヤミーズディッシュ』のブログ
http://yummysdish.exblo参加申込みは可能!
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