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ケララ州コーチン GATEWAYホテルの朝食

3月3日

 前日深夜前に南インド・ケララ州コーチンのGATEWAYホテルにチェックインした「南インド・ケララ州スパイス農園視察ツアー」一行のわれわれ。

 翌3日から実質ツアーがスタート。この日はコーチンから、紅茶の茶園やスパイス農園、野菜畑など視察のムンナールに移動する予定。

 まずは朝食。ここGATEWAYホテルはインドで最もハイグレードなホテルチェーン、タージTAJグループの廉価版ホテル。廉価といっても、当然サービスやホテルの仕様はしっかりしている。果たして朝食はいかがなものか。ホテル内レストランでブッフェをいただいた。

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 まずは南インドを代表する朝食アイテムを2つ。米とウラド・ダールの発酵サワー蒸しパン「イドゥリ」と、ウラド・ダールのドーナツ形軽食「ワダ」。
 これら2つでよく「イドゥリ・ワダ」という朝食セットとして、南インドのレストランで食べられる。
 合わせるのは、まず南インドを代表するベジタリアンカレー、サンバル。そしてココナッツ、香菜2つのチャツネ。

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 2回戦。ケララの変形イドゥリともいえそうな「プットゥ」。そして、珍しい「挽き割り小麦BROKEN WHEAT」のウプマ(炒め蒸し)。
 本当はココナッツの効いたケララ風のカレーである「クルマ」や「シチュー」を合わせたいのだが、ないのでサンバル、そしてトマトのチャツネ。

 サンバルとチャツネの詰めが甘い。具体的にはサンバルでは、その独特の風味が弱く、チャツネはなぜかすべて濃度と味が薄い。チャツネがサラサラでもいいのだが、味が薄いのはダメだ。

 その点、ケララがオリジナルのプットゥはさすがにウマかった。タミルのウプマはまあまあ。

 全体として、わるくはないが、やはりケララではタミル起源の南インド料理はイマイチな気がした。ケララは「ケララ料理」であって、南インド料理の王道はやはりタミルナドゥの料理ということか。

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