1月某日
ベトナム料理でもインドやタイにも似た「スパイスつぶし器」を使うようだ。
ムイネーで見かけたもの。
ほかの街でも木製、大理石製、アルミ製で同じような形のものを見かけた。
もっとも、ベトナム料理ではスパイスだけを数種類合わせてつぶすことは少ないらしく、ニンニクやショウガ、香味野菜、ハーブ類、魚介の塩漬け発酵ペースト(マム)など、もっと軟らかなものをつぶしたり混ぜたりするのに活躍するようだ。
実際、木製やアルミ製は特に「杵の部分」が軽くてスパイスがつぶれにくく、大理石は手荒に扱ったときの破損が心配。スパイスつぶしには、インドの鉄やステンレス製、タイのクロックの方が使いやすそうな気もするが、真相やいかに。
粒がそろって品質のよさそうなブラック・ペパー。中部の街、ニャチャンの市場にて。空炒りしてからつぶすのがインド流だが、ベトナム製つぶし器でもできそうだ。ちなみにベトナムのブラック・ペパーは「粗挽き」よりやや細かいタイプ。よってつぶし器は使っていないのがふつう。写真の後ろでオバちゃんが妙なポーズをとっている。
興味のある方は現地の市場で購入できる。よかったらどうぞ。
《このブログを書いているときのBGM》
IGGY POP『BEAT EM UP』(2001)
PCからYouTubeで好き勝手に音楽を聴いている。
http://www.youtube.com/watch?v=XkCaffyIv4U
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