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Channel: カレー&スパイス伝道師☆ブログ
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南インド風卵の炒めもの(「エッグ・ポリヤル」「エッグ・ポディマス」など)

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 クッキングスタジオ「サザンスパイス」では、卵のメニューの人気が高い。

 特に最近は、プライベートディナーやプライベートランチに、南インド・ケララ風ゆで卵のスパイス炒めである「エッグ・ロースト」あるいは「エッグ・マサラ」と呼ばれるメニューを出すと、あっという間に無くなったりする。

 ゆで卵をつくり、殻をむき、味が浸み込みやすくなるよう、白身に切れ込みを入れる。ゆで卵のローストやゆで卵のカレーをつくる際、こうしたかくし味的工夫がモノをいう。カレーソースやマサラ・グレービーにも、ダシ的な風味の浸出が少ない卵用アイテムならではの調理術が威力を発揮する。

 こうした点、ゆで卵にせず溶き卵を利用したアイテムならば、さらにかんたんでおすすめだ。

 例えば、南インド風溶き卵のスパイス炒めである「エッグ・ポリヤル(エッグ・ポディマス)」。

≪レシピ≫ エッグ・ポリヤル(南インド風スクランブル・エッグ風炒めもの)
材料(4人分)溶きほぐした全卵6個分、タマネギのみじん切り1/4個分、シシトウの小口切り4本またはピーマンの粗みじん切り1/2個分(青唐辛子の小口切り2本)、カレー・リーフ1枝分(20枚程度)、自然塩 小さじ1/4強、サラダ油 大さじ2、香菜 大さじ2
《ホール・スパイス》マスタード・シード 小さじ1、ウラド・ダール 小さじ1、タカノツメ2本
《パウダー・スパイス》 ターメリック 小さじ1/4、カイエン・ペパー 小さじ1/4
【調理】
〕颪鬟棔璽襪乏笋蠧譟⇒呂ほぐしたら、オムレツの要領で塩をしておく。
▲侫薀ぅ僖鵑中華鍋に油を入れたら中火にして、マスタード・シードを加える。
パチパチはじけたら弱火にして(いったん火を止めてもいい)、他のホール・スパイスを加え、鍋を揺らしながらしばらく加熱する。
ぅΕ薀鼻Ε澄璽襪茶色になったら、タマネギとシシトウ(あるいはピーマン、青唐辛子)、カレー・リーフを入れ、中火に戻して炒める。
ゥ織泪優が透明になったら、弱火にしてパウダー・スパイスを加える。
Ε好僖ぅ垢なじんだら中火に戻し、溶きほぐした全卵を加える。
Гき混ぜながら炒める。
卵が好みの感じに固まったらできあがり。塩加減をチェックし、香菜を振り混ぜよう。

イメージ 1

 インド人は衛生管理上も、トロトロの卵を敬遠する傾向が強い。だからこのポリヤルも、しっかり火を入れる。

 卵好きな皆さんにおすすめだ。ぜひお試しを。

《このブログを書いているときのBGM》
MOTT THE HOOPLE『THE HOOPLE』(1974)
 泣きの入った名盤。
http://www.youtube.com/watch?v=vTQy8KrPy8I
 アルバムで聴いたことのないテイクと見たことない映像。

★本場仕込みのインド料理、簡単でおいしいスパイス料理の教室なら「サザンスパイス」へ!




★アジアン料理ユニット『ヤミーズディッシュ』のブログ
http://yummysdish.exblog.jp/

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