3月27日(日)
この日、クッキングスタジオ「サザンスパイス」レッスンはキーマカレーの特集を行う。
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キーマとは主に挽肉のことを指す(ちなみに挽き肉よりさらに粗いのを「バルタ」という。焼きナスの粗みじんをスバイス炒めしたパンジャーブ料理の「ベーガン・バルタ」などのこと)。
本場インドでキーマといえば「マトン」。それが日本では「チキンキーマ」が主流。
キーマに使う肉は、通常の肉から除外されたスジっぽく粗悪な部分が多く、そのため、インドでは、何もいわずにキーマカレーを出すのは失礼だったり、食べる人が気を悪くする。
というようなことをいっている女性インド料理研究家が日本にいるようだが、でたらめだ。
キーマに使う肉は、筋張っているとうまくないのは当然、さらには脂身にも気を遣わないと、カレーの表面に脂ばかりが浮かんでしまう。むしろ普通のカレーよりも神経を使って、いい肉を挽きたい。
キーマに使う肉は、筋張っているとうまくないのは当然、さらには脂身にも気を遣わないと、カレーの表面に脂ばかりが浮かんでしまう。むしろ普通のカレーよりも神経を使って、いい肉を挽きたい。
今回のレッスンでは、トマトとヨーグルトを使ったオーソドクスな北インド流キーマカレーのほか、ナカシューナッツとココナッツのペーストを加えてコクと香りを高めたリッチな南インド式キーマ、『スパイスの黄金比率で作るはじめての本格カレー』(ナツメ社)でも簡略なレシピを紹介した「サラダ・キーマカレー」の本格レシピ、さらには、これまた珍しい「南インド流ドライなマトンキーマカレー」なども取り上げる。
ゴアで食べたドライなマトンキーマ。左右の赤くて辛そうなのはポークとチキンのビンダルー。
バスマティ・ライスとキーマカレーを炒め合わせた「キーマ・プラオ」もレッスンする。炒めるとき、ギーやバターを使うのがコツの1つ。全然、仕上がりの風味が違う。
キーマカレーならではの、おいしくするためのコツも伝授。ふるってご参加をどうぞ。
《このブログを書いているときのBGM》
KULA SHAKER『K2.0』(2016)
またもこのニューアルバム。
https://www.youtube.com/watch?v=t-N7ckQioU0
KULA SHAKER『K2.0』(2016)
またもこのニューアルバム。
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