6月某日
メニュー開発の検証も兼ね、大豆や玄米からできた「ソイミート」「ベジミート」で、南インド料理として有名な「チキン65」のベジタリアンバージョンをつくってみた。
まずは大豆でできたソイミートをスパイス入りのお湯でゆで、戻す。
水気をきっちりしぼり、あらためてスパイスとコーンスターチの衣をまぶす。
それをいったんサラダ油で揚げる。
フライパンにクミン・シードやカレー・リーフ、青唐辛子、香菜、スパイス類でできた「カレーソース」をグツグツ熱する。
そこに揚げたソイミーを入れ、絡めるようにして素早く混ぜる。イメージとしては「酢豚」の調理法にかなり近い。
ミートがソースを吸いこんだらできあがり。
ホンモノの「チキン65」よりも軽やかで、しかも同じように、クセになる味わいだ。
かみ締めると樹ワーッとしみだす肉のうま味はない代わり、カリサクッとした歯触りと独特のスパイス感が心地よい。
かみ締めると樹ワーッとしみだす肉のうま味はない代わり、カリサクッとした歯触りと独特のスパイス感が心地よい。
おもしろいのはベジミート系すべてにいえることだが、つくってから数時間以上置いた方が、確実においしくなっていること。味のなじみがベジタリアンミートの方がゆっくりしているのだ。
ちなみにこちらが本家「チキン65」。どちらもよく似ている。
チキン65には揚げるだけでソースを絡めないレシピのあり、それはそれでウマい。ただし、私はやっぱり酢豚型の方が好きだが。
そのうち、クッキングスタジオ「サザンスパイス」のレッスンでも紹介したい。乞うご期待だ。
《このブログを書いているときのBGM》
MICK RONSON『HEAVEN & HULL』(1994)
いわゆる遺作。カッコいい。
https://www.youtube.com/watch?v=QgE87p1QoQw
ディランのカバー。ボウイがボーカル。
MICK RONSON『HEAVEN & HULL』(1994)
いわゆる遺作。カッコいい。
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ディランのカバー。ボウイがボーカル。
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