11月某日
「大阪ハラールレストラン」のリポート続き。
アールー・キーマとローティ、マトン・プラオの後、登場したのが「ナハリ(ニハリ)」。イスラーム式骨つき牛肉煮込みである。
1980年代、インド人師匠に連れられ、オールドデリーの秘密の名店で絶品をいただいてから、私はこの「ナハリ(ニハリ)」の大ファン。
現地では、骨つき牛肉を一晩スパイスで煮込んで、翌朝食べる。バクテーのイスラーム版のようなものか。脂が1センチほど浮いているが、その脂がウマい。特に、薬味にショウガの千切りと青唐辛子の薄切りをトッピングするとバツグンだ。
ナハリの脂を余すところいただくには、薄焼きのローティよりフワフワの丸いナーン「クルチャ」がおすすめだ。フワフワの吸い込みが威力を発揮する。
で、「大阪ハラールレストラン」のナハリだが、実にウマい。しかも、脂が気にならない軽さがあり、日本人にも受けそうだ。
青唐辛子をスライスして、ショウガの千切りとともに、大量の脂の上にトッピング。爽快な辛さと青い香りが、最高にナハリと合う。
フワフワの丸いナーン「クルチャ」。ナハリと最強なコンビネーション。
最近では出色のイスラーム食。大いに堪能した。
《このブログを書いているときのBGM》
喜納昌吉&チャンプルーズ『ブラッドライン』(1980)
喜納昌吉&チャンプルーズ『ブラッドライン』(1980)
水曜日まで沖縄出張。喜納さんとは個人的にも仲良くしてもらい、沖縄のご縁をつくっていただいた恩人のひとり。
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