10月30日
年が明けても、ダラダラ続く「インドツアー2013」パンジャーブ~デリー編のレポート。まったり、おつきあいいただきたい。
この日の昼は家庭料理の達人MEENAさんの料理教室に参加。
パンジャーブ州名物の辛子菜カレー「サルソン・カ・サーグ」やトウモロコシの薄焼きパン「マキ・キ・ローティ」などユニークなメニューを多数教えていただいたが、中でも要注目のアイテムがあった。「インドのトーフ」である。
パンジャーブ州名物の辛子菜カレー「サルソン・カ・サーグ」やトウモロコシの薄焼きパン「マキ・キ・ローティ」などユニークなメニューを多数教えていただいたが、中でも要注目のアイテムがあった。「インドのトーフ」である。
パッケージにソヤ・パニールSOYA PANEERとあるが、言い得て妙だ。
パニールは「インドのカッテージチーズ」とも訳される。牛乳にレモン汁などの酸を加えて凝固させ、それを水切りして固めた食品だ。牛乳を大豆にして、酸をにがりに置き換えたのが豆腐である。
インドでは、菜食主義の人も乳製品は食べる。ヒンドゥー教の神様である牛から出た神聖なモノ、それが牛乳だからだ。
で、TOFU、あるいはSOYA PANEERはヴィーガンや糖尿病患者に人気らしい。
そのまま食べてみると、パニールが「カッテージチーズをサッパリさせた感じ」であるのに対し、さら
にサッパリ感やアッサリ感を増大させた印象。また水切りの度合いも冷凍できるくらい強力なわけで、豆腐よりもはるかにパニール寄りな食材といえる。
にサッパリ感やアッサリ感を増大させた印象。また水切りの度合いも冷凍できるくらい強力なわけで、豆腐よりもはるかにパニール寄りな食材といえる。
パッケージから出すと、やはり豆腐というよりパニールに近い。
ナイフで食べやすいサイズに切り、そのままカレーに入れて煮込む。
この日「インドのトーフ」でつくっていただいたカレーは2種類。
まずは「ナブラタン・コルマ(9種類の具材を入れたゴージャスでマイルドな野菜カレー。パンジャーブを代表する料理の1つ)」に似たカレーソースの「トーフ・コルマ」。
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まずは「ナブラタン・コルマ(9種類の具材を入れたゴージャスでマイルドな野菜カレー。パンジャーブを代表する料理の1つ)」に似たカレーソースの「トーフ・コルマ」。
そして、もう1つはナッツのペーストや生クリームをふんだんに使った白いカレーソースの「トーフ・イン・ホワイト・グレービー」。
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昔、シンガポール航空でチェンナイからシンガポールのフライト最中、タージグループの総シェフであるヘマント・オベロイ氏が監修して出された「パニール・ホワイト・カレー」を思い出し、個人的にたいへん感激。ウマかった。
昔、シンガポール航空でチェンナイからシンガポールのフライト最中、タージグループの総シェフであるヘマント・オベロイ氏が監修して出された「パニール・ホワイト・カレー」を思い出し、個人的にたいへん感激。ウマかった。
パニールも好きだが、この素材も使える。たいへん刺激にもなるありがたい料理教室なのであった。
レポートは次回に続く。
レポートは次回に続く。
《このブログを書いているときのBGM》
THE ALLMAN BROTHERS BAND『EAT A PEACH』(1972)
DUANE ALLMAN没後に出された名盤。アナログA面の空虚感に涙。
http://www.youtube.com/watch?v=h2Ro7LLEaQQ
スライドはディッキー・ベッツ。
THE ALLMAN BROTHERS BAND『EAT A PEACH』(1972)
DUANE ALLMAN没後に出された名盤。アナログA面の空虚感に涙。
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スライドはディッキー・ベッツ。
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