7月16日より発売開始! 『スパイスの黄金比率で作るはじめての本格カレー』(ナツメ社)
できたてホヤホヤの見本誌を版元さんから届けていただいた。
初めて自分の新刊を手に取り、ページを繰る楽しさと緊張感。何冊本を出しても変わらない特別な感情だ。
今年最低3冊出す予定だった新刊も、諸般の事情で思うように原稿が進まず。結果的には、この一冊へ精神的に、また肉体的にも集中してきた。
インドカレーそれぞれに、また調理人ひとりずつに、最もおいしくなるスパイスの配合比率というものがある。
それをスパイスの「黄金比率」と呼びつつ、代表的なインド料理のレシピに合わせ、具体的な数値として提示したのが、本書最大の特徴である。
それをスパイスの「黄金比率」と呼びつつ、代表的なインド料理のレシピに合わせ、具体的な数値として提示したのが、本書最大の特徴である。
チキンカレー、キーマカレー、バター・チキン、野菜カレーなどベーシックなインドカレーについてスパイス配合の黄金比率を記載。手軽においしくできるよう解説した。
インド料理やスパイスカレー作りのビギナー向けとして最適な一冊だが、そこは私のこと。こっそり(?)ディープなメニューも忍び込ませている。
「ラムチョップのマサラ」。
デリー・イスラームのレシピをアレンジしている。本格的ムガル宮廷料理の味わい。
「野菜入り豆カレー」。
実はこれ、サンバル・パウダーやタマリンドの入らないサンバルのようなもの。サンバルよりもシンプルだが、確実にサンバル的な風味の不思議なカレーである。
初心者のみならずエスニックなカレーファン全体にアピールする内容とクォリティだと思う。
ぜひ書店等で手に取っていただきたい。
ぜひ書店等で手に取っていただきたい。
《このブログを書いているときのBGM》
アラヤヴィジャナ『火と薪』(2011)
日本を代表するシタール奏者ヨシダダイキチさんがボーカルの中ムラサトコさん、インド人タブラ奏者チョーさんと組んだアルバム。インド音楽と日本語ボーカルが斬新にカップリング。
http://www.youtube.com/watch?v=A-mRm3SXMqY
レコーディングとは異なるメンバーによるライヴ映像。
アラヤヴィジャナ『火と薪』(2011)
日本を代表するシタール奏者ヨシダダイキチさんがボーカルの中ムラサトコさん、インド人タブラ奏者チョーさんと組んだアルバム。インド音楽と日本語ボーカルが斬新にカップリング。
http://www.youtube.com/watch?v=A-mRm3SXMqY
レコーディングとは異なるメンバーによるライヴ映像。
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