5月17日
早朝、ボンベイ・タージをチェックアウト。国内線の空港に向かい、デリーへ。
フライトはJET AIRWAYS。確実にインドで最上級のサービスを誇る航空会社だ。もちろん機内食も充実しているので、朝メシとはいえ期待しつつ搭乗した。
ベジとノンベジで、当然ベジタリアン。ベジの方がきちんとしたインド料理の出る確率が高いのだ。
ロールパンにバター、パパイヤのカット、そしてメイン。
ウタパムと呼ばれる南インドならではの軽食。
米と豆の発酵生地で作るクレープのドーサを厚めにして、フワリとさせた感じ。中にマサラ・ドーサの中味と同じジャガイモのスパイス炒め(これをマサラと呼ぶ)を詰めて焼いてある。
マサラ・ウタパムという名前になるのだろうが、実はこの名前のウタパムは別にあり、それにはタマネギ、トマト、青唐辛子、香菜などをトッピングして焼く。だから今回のは「ポテト・マサラ・ウタパム」だ。
それにしても、よくこんな手間のかかるアイテムを機内食にするなと感心した。味はもちろんGOOD。
こちらはセモリナの炒り蒸し、ラヴァ・ウプマ。
タミルナドゥなど南インドの代表的な朝食アイテムの1つだが、なぜか日本のインドレストランにはあまりメニューにない(昔働いていた「麹町アジャンタ」にはしっかりメニューにあり、朝の仕込みで忙しいところ、ほぼ毎日オーダーしてくる西洋人女性がいたりしたのを思い出す)。
南インドを代表するベジタリアンのカレー、サンバル。
朝の軽食用として潔く、まったく具なし。黒い粒はマスタード・シード。ほかには香菜なども見え隠れ。
それにしてもいい色合い。こういう色のサンバル、日本にはあまりないのが不思議。やはり昔の麹町アジャンタのは、こういう色合いだった。ほとんど南インド料理の天才といえるシェフ、マニさんが作っていた。
朝から満足の美味。ノンベジはインド料理ではないアイテムだったはずで、やはりベジタリアンにして正解だった。
最終日のデリーでは、ちょっとチェックしたいものがある。楽しみだ。
《このブログを書いているときのBGM》
HYDRAの同名デビューアルバム(1974)
アメリカ南部カプリコーンレーベルからデビューした4人組。フリーに影響を受けたブルージーなハードロックバンドで、中学から高校の頃、好きだった。
http://www.youtube.com/watch?v=ztq8cE-Fzsw
A面1曲目からブラス入りで飛ばしまくる。
HYDRAの同名デビューアルバム(1974)
アメリカ南部カプリコーンレーベルからデビューした4人組。フリーに影響を受けたブルージーなハードロックバンドで、中学から高校の頃、好きだった。
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A面1曲目からブラス入りで飛ばしまくる。
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